ヨーヨーファクトリー「カリフォルニア」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#051】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

第51回はヨーヨーファクトリーのカリフォルニアです。

カリフォルニア。アメリカの州の名前がそのまま付けられたこのヨーヨーは、さかのぼること11年前の2008年に初めてリリースされた。ヨーヨーファクトリーのレッドアラートシリーズ(というシリーズ名を覚えている人は10年選手!)のヨーヨーとして誕生し、F.A.S.T.401kの形状(エッジ辺りはラウンドで、そこから外周に向けてはストレートな形状)と888のハブスタックを融合させたような感じだった。その後2010年には「カリフォルニア2010」として生まれ変わり、完全なるラウンド形状でハブスタックは廃された。

そして2019年。9年ぶりのリニューアルとなる新生カリフォルニアは、過去の2つとはまるで違う形状となって帰ってきた。唯一同じなのはカリフォルニアのロサンゼルスにありそうなヤシの木のアートワーク。温暖で心地よい風が通り抜ける中でスケートする人々やアメ車の行き交うビーチ沿いの通り…そんなステレオタイプなカリフォルニアを連想するのは僕だけでしょうか。話は逸れたけど、そんなカリフォルニアの空気をシンプルなデザインと直球なネーミングに詰め込んだヨーヨーは、グッとくる人には突き刺さる懐かしさと、少しだけ今っぽさを散りばめた雰囲気が共存する。

さてさて、肝心の使用感だが、個人的には「思ってたよりずっと良かった。星4つ!」というところ。パッと見からして競技向けでないことは予想通りだが、なかなかどうして使いやすい。先ほど「懐かしさ」と書いたが、過去のカリフォルニアを知らない人にとっては、むしろ最近のヨーヨーにはない新しいフィーリングに感じるのではないかと思う。ハイフォールでラウンド形状っぽい感覚ではあるけど、かと言って古臭さくもなく、何も考えずに使って楽しめるヨーヨーだ。価格もメタルヨーヨーとしては安価で、「こういうヨーヨー1個は持ってても良いな」と、ついつい買ってしまいそうになる。(というか、個人的に買った!)皆さんもぜひ1個手にしてカリフォルニアの風を感じてほしい。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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