はやいもので、5月も間も無く終わりです。
遅くなりましたが、5月といえば、「5A MAY」という5A(カウンターウエイト・フリーハンド)スタイル月間でもありました。毎年、世界中のヨーヨープレイヤーが、5Aのトリックを収録したビデオを公開したり、インスタグラムに技を掲載したり、盛り上がりをみせます。
そんな中、リワインド渋谷店では本日5月30日(火)より、僕、てりーこと寺田真悟のシグネチャーカウンターウエイト、”Candy Dice“の発売を開始。合わせて、ビデオも公開しました。
パーレーは近日、再入荷予定とのことなので、今回は、キャンディーダイスについて、少し書いていこうと思います。
キャンディーダイスについて
キャンディーダイスは、ヨーヨー用のカウンターウエイトで、東方秀樹さんのブランド『YoYoMAKER』と僕のコラボ商品です。東方氏は、3Dプリンター業界紙へのインタビュー掲載や各種ワークショップ開催はもちろん、3Dプリンターを駆使し、自身で作成したヨーヨーで先日行われた全日本ヨーヨー選手権関東大会へも出場された、まさに、3Dプリンターの匠であり、3Dプリンティングヨーヨーの先駆者でもあります。
キャンディーダイスの使い方は、YoYoMAKERのサイトを御覧ください。
http://yoyomaker.jp/2017/05/06/candydice/
キャンディーダイス開発話
写真は1stプロトタイプ。初期段階では、重量違いのプロトタイプを多く作りました。5Aスタイルは、ヨーヨーとウエイトの張力(引っ張る力)を生かして技をすることがベースです。ウエイトの飛ぶスピードが速すぎる=ウエイトがヨーヨーを引っ張りすぎて上手くプレイできません。逆もしかり。よって、実際に多くのプロトタイプを作成・検証するしかありませんでした。
プレリリースした際、お客様から「重量は?」と、よく聞かれたのですが、開発中期段階で、ダイスの飛ぶスピードは、表面積に比例することに気づき、若干の重さ+”表面積”の違うプロトタイプにて検証する方法に変更しています。(なので、”重さ”は重要視していません)
その後、コントロールしやすい表面積を探りつつ、如何に強度を上げるか・ウエイトが手や体に当たった時の痛さを軽減するか、多くのプロトタイプを作成し、検証しました。
キャンディーダイスは「手軽に5Aが出来る」ようにすることも、コンセプトの1つです。上記写真のように、フィンガーホールを直接ウエイトに付けることによって、手軽に5Aを楽しめるようにもなってます。
また、ウエイトの角にフィンガーホールの終わりがくるようにしてもらえれば、既存のカウンターウエイトより当たった時の痛さが軽減されるように、必要な角を落とした設計になっています。
カラー展開とバリエーション
キャンディーダイスは、カラーバリエーションが豊富なことも、ポイントの1つです。白”はっかキャンディー”は通常カラーとして展開するほか、年内は毎月、限定カラーをリリース予定です。
ちなみに、白”はっかキャンディー”は5Aビギナーでもウエイトコントロールをしやすいよう、ウエイトの飛ぶスピードが(若干)遅めになるように、表面積を多めにとってます。限定カラーは僕の好みに合わせて、少し早く飛ぶようにバランスに調整しています。是非、使い比べてくださいね。
※限定カラーはリワインド渋谷店でのみ取り扱い予定です。
今後の展開について
昨日、ワンドロップ所属・川村良輔選手から公開された、元ワード所属・小宮大悟選手のビデオでも、素材違いのキャンディーダイスを使用しています。
小宮選手は、ダイスを体にヒットさせて向きを変えるプレイを得意としています。キャンディーダイスは、3つの小さなパーツから構成されており、プレイヤーの要望に合わせ、重量や素材の調整が可能なのも、ポイントです。今後、キャンディーダイスは様々な著名プレイヤーとコラボしていくことも予定しています。
長くなりましたが、キャンディーダイスは、現在、リワインド渋谷店店頭にて、発売中です。また、来月渋谷で開催される全国大会のリワインドブースでも、販売予定となっております。その後、WEB本店でも取り扱いを開始予定です。
ちなみに、6月の限定カラーは”オレンジキャンディー“、7月は”ソーダキャンディー“です。オレンジは全国大会会場にて販売予定。是非、チェックしてみて下さい☆