“Incredible Suicide Catcher” KEISUKE YOSHINAGA Promo Videoを公開しました

スタッフの城戸です。
先日の中部地区大会(CJ)では、1A部門3位を獲得しました!
二連覇とはいきませんでしたが、今回のレベルの高い戦いに交じることができたこと自体を嬉しく思います。
応援していただいた皆さん、本当にありがとうございました。全国大会も頑張ります。

 
さて、ここで新たなプロモーションビデオを公開します。

2006~2007年頃、特異なプレイスタイルと、常識はずれの難易度のトリックで話題となった、ヨシナガケイスケというプレイヤーをご存知でしょうか。
大会に出場していた期間は短かったものの、その頃のプレイヤーには強く記憶に残り、とくに中部地区のプレイヤーの間では、最後の大会出場から数年経ったあとでも話題に挙がることがあるほどの選手でした。

そんな彼が、私と一緒に、先日の中部地区大会に参加しました。彼は7年ぶりの大会出場だったようです。
彼のプレイスタイルの核となっているのは、スーサイド・キャッチと呼ばれるトリックです。

これはトラピーズをしたあと、人差し指とヨーヨーで出来ている輪を放り上げ、再度キャッチするというトリックです。
シンプルで、実戦するにも容易い構造のトリックですが、コアなヨーヨープレイヤーほど、このトリックの成功率に悩まされたことがあるのではと思います。構造がシンプルすぎて見た目以上のコツというのがほとんどなく、なおかつセッティングやヨーヨーの性能によってカバーも難しいのです。
そのためか、私の身の回りの競技会に出場する選手の中では、スーサイド・キャッチが上手いことで一選手が話題になることも少なくありませんでした。フリースタイル競技でも、3分間の演技の中で、スーサイド系トリックは0~1個というのが普通で、3つもあれば多い方でしょう。

しかし彼は、1分間でも20回3分間では40回近くのスーサイド系トリックを導入しています。
それも基本形のみならず、独自に生み出した発展形や、存在はしていたものの、難易度が高すぎてまともに実現されなかったものが多くを占めています。そもそも、まずこれだけリスクを背負ったスタイルで予選を通過したこと自体、近年の競技会では異例中の異例です。

彼ほどビデオに収めるべきプレイヤーはいないと思い、中部地区大会の前に声をかけ制作させていただきました。
リワインドの店内(無風の状態)で、徹底的にやってもらいました。
より高難度であると判断したものはノーカットで収録しています。

ぜひ一度見終わったあと、各トリックを同じように挑戦くださいますと、より楽しんでいただけることと思います。
それでは、ご堪能ください。

 
>>”Incredible Suicide Catcher” KEISUKE YOSHINAGA Promo Video

PS:ちなみに、どんな風に練習したらここまでになるのかと質問したところ「ほかのトリックを練習する時間のすべてをスーサイドに当てればいいんですよ」との回答をいただきました。なるほど。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

スタッフの中で最年少ながらも物怖じしない性格と、持ち前のガッツでがんばるリワインドのフロントマン。よく寝てよく食べる。2008・2009年ニューヨーク国際オープン1A部門優勝。2009年世界大会1A部門優勝。現在C3yoyodesignに所属し、シグネチャー「クラウン」「クラウン.st」発売中。

目次