ラファエル・マツナガ (Rafael Matsunaga a.k.a. RED)
ブラジルのヨーヨープレイヤー/世界チャンピオン/ナショナルヨーヨーマスター/ABI(ブラジルヨーヨー協会)代表理事/IYYF(国際ヨーヨー連盟)ボードメンバー。
来歴
5歳の時にコカ・コーラヨーヨーを手にするがその時はトリック等は何もできず、その後23歳になった2000年のある日、通勤途中にたまたまヨーヨーが売られているのを目にして購入。本格的にヨーヨーを開始する。インターネットでヨーヨーについて調べ、シタデル氏が制作したヨーヨーのビデオや2000年世界大会のウェブサイトを見つたのがヨーヨーに夢中になるきっかけだったという。
2002年、GLASSEYE氏のウェブサイト”TheGlassLab”で、ブラジルのヨーヨーシーンを紹介したビデオが公開されたことにより、Titifreak氏やWhip氏と並んでラファエル氏も世界的に認知されるようになった。また、それがきっかけでダンカンクルーブラジルの発足及び自身も加入することとなる。この年、世界大会にも訪れ、1A部門に出場している。ブラジルから世界大会へ参加する選手はラファエル氏が初だった。
翌2003年には5A部門で世界大会に出場し、世界チャンピオンになっている。ブラジル人としては初の世界チャンピオンである。
5Aの世界チャンピオンではあるものの、マツナガ氏本人は5Aプレイヤーだと思っておらず、1A~5Aまであらゆるスタイルをやった結果、2003年のタイミングで5Aトリックのアイデアがたくさんあったため5A部門に出場したというのが本当の所だと語っている。
“RED”の愛称で親しまれ、5Aのトリック「レッド・プロペラ」はラファエル氏のニックネームを冠したオリジナル・トリック。
2005年ナショナルマスターアワードを受賞し、ナショナルヨーヨーマスターになっている。
ダンカンクルー脱退後もダンカンのヨーヨーのデザイナーとして携わり、バラクーダなどのヨーヨーの設計を手掛けている。
主なタイトル
2006年 世界大会 コンバインド部門 4位
2005年 世界大会 5A部門 4位
2004年 世界大会 5A部門 2位
2003年 Y3A X部門 2位
2003年 世界大会 5A部門 優勝
2003年 ブラジルナショナルヨーヨーコンテスト X部門 優勝