一部のビギナーモデルをバインド使用にする『アップグレードキット』の使い方です。
対応機種:ワンスター、アロー、ハブスタック、DV888など
前提トリック『スロー&キャッチ』を完璧にしよう
アップグレードする前に、まずはスリーパー10秒を完璧にしましょう。しっかり投げて、しっかりキャッチするため『スロー&キャッチ』をマスターしましょう。
エレベーターまでできると完璧です。
ベアリングを交換
初期搭載の薄めのベアリングを厚めのベアリングに交換してみましょう!

このベアリングを厚めのものと交換してみましょう!


ベアリングが手で外れない場合は以下のページを参考にしてください。
この状態になると、強く引くと戻ってくることはありますが、基本的にはバインドで戻すセッティングになり、空転の時間も数倍にアップします。
まずはこのセッティングでバインドに挑戦しましょう!
できない!と感じてもまずは10トライ!徐々にできそうな気がしてくるはず!
成功したらこの状態で、長いスリープのほうが有利なトリックに挑戦してみましょう!
どうしてもバインドが難しい・・・という方は、ベアリングをまたうすめのものに交換すれば、引いて戻るようになります。
引いて戻るセッティングで基本の投げ方や、以下のページのAのトリックなどを再度練習し、自信がついたらまたベアリングを交換してバインドに挑戦しましょう!
ブレインツイスターのようなトリックは、バインドをマスターして挑戦したほうが簡単に習得できますので、ぜひここまでにはバインドを習得することをおすすめします。
パッドを交換
実はこの時点では「完全なバインド仕様」のヨーヨーではなく、まだまだ隠された力を発揮できていない状態になります。
バインドにはもう慣れた!という方は「パッド」も交換してみましょう!
現時点では、片方のパッドが溝からはみ出ている状態だと思います。

この状態ではバインドは簡単に戻ってきやすくなっていますが、さらに上級トリックに挑戦する際は引っかかって回転が落ちてしまいます。
このパッドを両面うすいものにすることで、バインドヨーヨーの本領を発揮することができます。
ここまでしっかりバインドができるようになったなら、思い切ってパッドも交換してみましょう。

※ここまでしっかり練習していれば、どちらのパッドも少しはすり減っているはず。うすいほうのパッドも一緒に交換してしまいましょう。
注:パッドを交換したらバインドでヨーヨーが戻らなくなった/戻りにくくなったという方は
今までは「戻りやすい」ヨーヨーで練習していたため、軽めのバインドでも戻ってきていました。
もし、戻りにくくなったと感じたら「しっかりとしたバインド」を心掛けましょう。
Point1:右手と左手の高さが同じくらいの位置からバインドを始める。

→利き手のほうが高い位置からバインドを始めると、ひっかかりが弱くなります。両手の高さが同じぐらいの位置からバインドを始めましょう。
それでも戻りにくい場合は、利き手のほうが高い位置からバインドを始めてみましょう。
Point2:ストリングをつまもう

→利き手でないほうの指でストリングをしっかりつまんでバインドをやってみましょう!
ここまでくればバインドマスター
ここまでバインドができるようになれば、自信をもってバインドヨーヨーを使えます!
バインドができるようになることで、挑戦することができるトリックは何十倍にもなります。
ぜひ更に上級トリックにも挑戦してみてください。
また、現在のヨーヨーシーンにおいて、ストリングトリック向けのヨーヨーはほとんどすべてがバインドでの使用を想定しています。
ぜひバインドをマスターして、高性能ヨーヨーを使いこなしてください!