リワインド渋谷店スタッフのアルです!
前回の毘沙門天に続いて、第329回はヨーヨーフレンズのリオです。

「AoE(エーオーイー)」がロングセラーとなっているヨーヨーフレンズから、新たなフィンガースピン対応機種が登場。その名も「リオ」。最近「ストランド」もリリースしてそちらも好評だが、「リオ」は「AoE」をベースとした形状のヨーヨーで、ボディの中心部分にアルミのハブを設けている。ハブ以外の部分を覆っているボディ素材はポリカーボネイト製で、雰囲気としてはC3ヨーヨーデザインの「スピーダホリックXX」にも近いが、ハブの割合で言うと「リオ」のほうが多い。

「AoE」は安価でDNAにトライできる機種として人気を博しているが、「リオ」はさらに剛性と指の乗せやすさが向上し、フィンガースピン特化のヨーヨーの中でも有数のやりやすさ。66.6gという重量も相まって、ちょっとズッシリした感触があって安定感がある。ハブのアルミが安定性を引き出している一方で、中心の塊感もややあるため、先述した「スピーダホリックXX」との棲み分けとしては、この辺のフィーリングの違いによって好みが分かれるかもしれない。

幅が48mmと、広めに取られているため、フェイス側もかなり深くなっていて、なおかつアルミハブも傾斜やスポットの深さもあるため、指が自然に中央へいくのが嬉しいポイント。DNAの練習機としても、通常のトリックの練習機としても、かなり重宝しそうだ。カラーもキレイで、ブラスト加工もされているため、すりガラスのようなサラサラの質感もとても良い。
