ヨーヨーフレンズ「ストランド」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#324】

リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のタイムスリップ2に続いて、第324回はヨーヨーフレンズのストランドです。

フィンガースピン/DNA向けヨーヨーが増えてきている昨今、ヨーヨーフレンズは「AoE」がかなりのヒット商品となっている。しかし、それ以外のフィンガースピン向けモデルとなると、同社の中では意外と選択肢が少なかった。そこにAoEに続くような本命機種として開発されたのが「ストランド」だ。ポリカーボネイトボディ+6061アルミキャップの組み合わせで出来たバイマテリアルモデルで、ヨーヨーとしての使いやすさを損なわずにフィンガースピンスポットを搭載し、マルチにこなせるヨーヨーとして様々なシーンで使える機種である。

2023年時点で一度プロトタイプがテスト生産されていて、その後少し間が空いてしまうが、チームメンバーらのフィードバックを元に2024年に開発を再開。フィンガースピン向けヨーヨーとしてのやりやすさに加えて、その他のトリックへのアプローチも考えられた物を追求し、アルミキャップとポリカボディの重量は3対1になるほどまで変更されている。この辺はかなり長い開発期間を経ているため、メーカーは相当苦労した模様。結果的には、多くの人の要望を満たす物になっている。

2025年にようやく一般発売にこぎ着けた今作は、他社のフィンガースピン向けヨーヨーと比べても、かなりトップレベルで指に乗せやすく、微妙な形状や重量配分の変更を行いながら、フィンガースピンにおける“爪派”と“指の腹派”の両社も満足できるような形に落ち着いたそう。一口にフィンガースピンと言っても、爪の先に乗せるやり方と、爪ではなく指の腹に乗せるやり方があって、ヨーヨーによっては、どちらかは乗せやすいけど、もう一方のやり方だと乗せにくい…ということもあるのでが、「ストランド」ではそのどちらにも対応した、ということだ。
フィンガースピン向けヨーヨーの新たな選択肢をお試しあれ。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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