リワインド渋谷店スタッフのアルです!
前回のカプセルに続いて、第321回はYOYOFACTORYのホライゾン2025です。

2025年、「ホライゾン」が復活した。「ホライゾン」はヨーヨーファクトリーのモノメタルヨーヨーで、同社に所属するチームメンバー、ポール・カーベル氏のシグネチャーモデル。サイドフェイスがすり鉢状になっているため、フィンガースピン対応機種として人気を集めた。ポール氏は、2010年代に活躍したメキシコのプレイヤーで、当時からフィンガースピンを行っていたり、自国メキシコの大会で何度も優勝しており、世界中にファンを抱えるプレイヤーだ。そんなポール氏のモデルが「ホライゾン2025」として復活を遂げた。

過去作よりもかなり幅広になり、形状も大きく変わった今作。なによりも、フェイス部分の金属製キャップが特徴的。フィンガースピンをやる時に、指がどこに乗ってもスッと中央へ行くようになっている。そして、中央に行った後の安定感もバツグンで、まさにフィンガースピンをやるために開発されたようなヨーヨーである。メタルヨーヨーでDNAをやってみたいという方にはうってつけである。

そして、このキャップの内側は実は空洞があり、中空構造のヨーヨーであることも特筆「すべき点だ。金属製キャップが後付けで装着してあると聞くと、どうしても重そう(実際に少し重い)と感じるが、実際に振ってみると意外と違和感なく使えてします。中空構造によるものなのか、動きの鈍さは感じられず、シンプルに使いやすいモノメタルヨーヨーで、プラスアルファでフィンガースピンもやりやすいという「二度おいしい」機種だ。ポール氏のビデオもチェックしつつ、彼のようなトリックに挑戦してほしい。
