リワインド渋谷店スタッフのアルです!
前回のフェイスレスに続いて、第306回はC3ヨーヨーデザインのアクションです。

バインド仕様のプラスチックヨーヨーは、各メーカーから様々な機種がリリースされている。最近は、フィンガースピンスポット(サイドフェイス面にあるくぼみ)のある機種が特に人気で、先週紹介したトップヨーの「フェイスレス」や、ヨーヨーフレンズの「AoE」、iYoYoの「シューティングスター」、C3ヨーヨーデザインの「スピーダホリックXX」などが代表的なところ。そんな中、C3から登場したのが「アクション」だ。昨年の世界大会でプレプロダクション版が出てから、正規リリース版のスペックになった物が中村薫エディションとして出て、今月ついに通常ロゴがリリースされた。

多くの場合、プラヨーに求められるものは万能さではないかと個人的には思う。なぜならば、プラヨーを使いたいユーザーは、「1個のヨーヨーで気軽にいろんなトリックができること」を求めるからではないか、と思うから。(全てに当てはまる訳ではないが)外に持ち出したり、家でちょっとだけヨーヨーを振りたい時、尖ったスペックのものより、あらゆるトリックに対応しフィンガースピンまでできるような万能なヨーヨーを手に取りたくなる。そんな時にちょうど良いのが上記に挙げたようなヨーヨーなのではないかと思う。

そういった意味では「アクション」は最適だ。誰が使っても、どんなトリックにでもちょうど良い。勘違いしてほしくないのは、「全部中途半端」ではなく「全部ちょうど良い」のだ。ヨーヨーの楽しさを思う存分味わえて、何も考えずに遊べるようなプラヨー。安価で手に取りやすく、バインド入門機種としても優秀。1つ持っていて損はない(ってよく言ってる気がするけど)と思う機種のひとつだ。
