リワインド渋谷店スタッフのアルです!
前回のオーバークロックに続いて、第282回はヨーヨーファクトリーのボスJDSです。

ヨーヨーファクトリーの「ボス」というヨーヨーの初リリースが2009年。その後2016年に新型となってリニューアル。同社の小型モノメタルヨーヨーの代表作であった。そんな「ボス」が2022年、サスヨーヨーメカニクスの設計の元、JDS(ジャパンデザインスタジオ)シリーズのひとつ「ボスJDS」として全く新しいヨーヨーとして世に出た。そしてさらに2年後の2024年、その「ボスJDS」が復刻された。

同社の「888」にも近い直径約51mmという小ぶりなラウンドボディは、握った瞬間に他のヨーヨーとは違ったサイズ感を実感でき、同時にトリックレパートリーの広がりを感じさせてくれるような扉を開かせてくれる。事実、チョップスティック等のトリックにはバツグンの対応力を発揮する。重量は軽いわけではないので、振った感触はギュッと身が詰まった塊感を感じるだろう。重すぎることはないのでサクサクと動かすことができて、機動力のある気持ち良いヨーヨーだ。

2024年の復刻のバックストーリーとしては、リワインド渋谷店スタッフ荒牧淳が、「小型のモノメタルヨーヨーの別注モデルを作りたい」と思い立った所に「ボスJDS」に白羽の矢が立ち、通常版の復刻及び別注の限定ロゴ版の誕生に至った。Jun Aramaki Editionとしてリリースされる別注モデルは、東京を拠点に活動するバンド”Khaki”のハシモトタクミさんによる書き下ろしデザインロゴが刻印されている。
