リワインド渋谷店スタッフのアルです!
前回のアンチモノに続いて、第239回はCLYWのコディアックです。

世界大会女性部門での優勝経験もあり、現在はCLYWのチームリーダーを務めるテッサ・ピッチロ選手のシグネチャーモデル「コディアック」は、2016年にリリースされた同名のバイメタル版コディアックから一新されて、モノメタルとなったヨーヨーだ。お馴染みの小熊のアートワークは健在だが、デザイン自体は新しいものへと変わっている。

バイメタル版と比較すると、形状やスペック値は大きく変わっておらず、重量がやや重くなっているくらいだが、リムは厚くすることで回転力をと安定感の向上を図っている。元々モノメタルのようなフィーリングのヨーヨーだったこともあり、ステンレスのウェイトリングを廃してもモノメタルで十分な性能が発揮できると判断したのか、モノメタルとバイメタルの垣根を越えた、快適で高性能なヨーヨーとなっている。

メーカー公式サイトの説明文によると、あらゆるスタイルに対応するオールラウンド型のモデルとして製作されたようで、実際に様々なスタイル、トリック、スピードの強弱、普段使いから実戦までをカバーする。CLYWの中ではかなり王道でクセのないヨーヨーと言えるかもしれない。前作のインナーバイメタル版も良かったが、今回のモノメタル版も個人的にオススメな一品だ。
