サスヨーヨーメカニクス×リワインド「バイパーリミックス」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#199】

リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のWY-008 PAKFA (TYPE-82)に続いて、第199回はREWIND x SUS YOYO MECHANICSのバイパーリミックスです。

オフストリング(4A)を練習する上で避けて通れないのが「ヨーヨーの落下」であり、当然その落下音、ヨーヨー本体の傷や破損、さらに床が傷つくことが気になってしまう。マンションやアパートの多い日本の住宅事情もあり、布団を敷いて練習したり、時間帯を気にして練習している方もいらっしゃることだろう。サスヨーヨーメカニクスとリワインドの共同開発で作られた「バイパーリミックス」は、そんな不安材料を解消したオフストリングヨーヨーだ。

「バイパー」は元々ドイツのジャグリングメーカー「ヘンリース」が製作したヨーヨーで、金属製のハブにゴム製のシェルが付いた「落としても壊れない」のが大きな特徴だった。その特徴を生かして90年代にオフストリング用として使われるようになり、「バイパー」はオフストリングヨーヨーの代名詞となった。1998年にはバンダイ・ハイパーヨーヨー版の「ハイパーバイパー」が日本でも発売されている。現在は「バイパーAXYS」として存在しているが、そんな「バイパー」をヘンリース公認の基“リミックス”したのが今作である。

実際に使ってみた感想としては、本家バイパーらしいフィーリングを残しつつ現代のヨーヨーとして存在を示せる性能も伴ったヨーヨーに仕上がっている。一般的なオフストリングヨーヨーと違いアルミのハブが核となっているため、カッチリとしたソリッドな感触だが、TPU製のシェルのおかげでやわらかさも同居する。安心できる扱いやすさを持ちながら、ヨーヨーの落下という精神的な障壁が取り払われたことも相まって、自由におもいっきり楽しめるオフストリングヨーヨーと言えるだろう。なお、ヘンリースの「バイパーシェル」や「コブラシェル」を取り付けることもできる。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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