ソチカンパニー「ソチストリング」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#073】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のリワインドのオリジナルパッドに続いて、第73回はSōchí Companyのソチストリングです。

ソチカンパニー」は6度のカナダチャンピオンや世界各国の国際オープン部門チャンピオンという実績を持つLuckey Li選手がオーナーを務める、ヨーヨーのパーツ、アクセサリー専門ブランド。…商品ページにそう書いてあるが、そもそも日本ではLuckey Li選手をよく知らないという人も多いかと思う。Luckey選手についてはこちらに詳しく書いているのでチェックしてほしい。2019年にカナダのバンクーバーで始まったサプライ品ブランドは、今大きく波に乗っている。

いちプレイヤーとして大舞台で活躍してきたLuckey選手が、プレイヤーの視点でプレイヤーのためにと商品開発をしたのがソチの始まり。ストリングやベアリング、パッドなどを作っているが、今回は特に評判の良い「ストリング」について紹介したい。
ソチストリングは太さがノーマルファットXLの3種類あり、それぞれカラーがいくつかある。キティストリングほど選択肢が多い訳ではないが、おそらくラインナップを厳選して絞っているのだろう。ストリングは「使い手の好み」という大前提があるが、プレイヤーの大半が選ぶようなカラーや太さをメーカーとして提示している。

ソチストリングの一番の特徴は、「やわらかいけど飛ぶ」ことだろう。通常、ストリングは硬いほどテンション(張り)が保たれるので、スラック系トリックがやりやすかったり、スーサイドの輪が広がりやすくなる。その半面、硬すぎると滑り具合に影響が出たり、プレイ中に違和感を感じるようになる。
その点、やわらかさを失わずにテンションを保っている状態のソチストリングは、そんなジレンマを解消している。その秘訣は程よいヨリのキツさではないかと想像するが、筆者は初めて使った時、今までにありそうでなかった「かゆい所に手が届く」ストリングだと思った。お客様から「こんなストリングがほしかった」という意見もよく聞く。
ストリングメーカーのパイオニア「キティストリング」に続くヒットメーカー「ソチストリング」は、新たなスタンダードになっていく可能性を秘めている。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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