リセス「スナック」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#002】

どうも!アルです!!

先週から開始した『ピックアップアイテムFROM渋谷店』、第2回はリセスのスナックです。

アンダーサイズという、今では万人受けしないサイズ帯のヨーヨーにも、脚光を浴びた時代があった。名作と言われるヨーヨージャムの「ミニモトリックス」が出た時の衝撃から、その後の「ミニモツ―」に繋がっていく辺りの時代の潮流。ミニモツ―を使いこなしていた田中貴康選手(元チームヨーヨージャム、現ターニングポイント所属)の活躍など、今では信じられないくらいミドル/アンダーサイズのヨーヨーが熱かった。

厳密に言えば、最初にミニモトリックスが出た頃は、「こんな小さなヨーヨーでも実戦向きなんだ」と思われていたため、主役級のサイズ帯とまで言うには語弊があるかもしれないが、確実に輝いていた瞬間はある。

2010年代、直径のトレンドはフルサイズへと移行し、アンダーサイズの需要は減りつつあるが、アンダーサイズヨーヨーが持つ魅力が失われた訳ではない。このサイズのヨーヨーでしか味わえない感触や、小ささを活かしたトリック攻略は、今もなお評価され続けている。

2018年に出たリセスの「スナック」は、ミニモトリックスやミニモツ―を今風なフルメタルで出すとこうなったのかな?と思わせる仕上がり。ミニモトリックスが直径52.46mm、ミニモツ―が直径48.75mmなので、直径50.71mmのスナックは、両者の中間くらいの直径に位置する。

その小ささを活かし、サクサク、スイスイとストリングの合間を縫ってスムーズに動いていく感触は、スナックの持つ「気持ちよさ」と「快適さ」によるもの。気軽に使えながらも非力な感じはないのもポイント。バッチリとハマる人にはハマる、通好みなアンダーサイズヨーヨーである。

個人的にはとても気に入ってるヨーヨーなのだが、これを書いている2018年11月12日時点で当店の在庫は残り少なく、メーカーも再生産しなさそうな感じなので、気になる方は早めにゲットすることをオススメする。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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