どうも!アルです!!
先週から開始した『ピックアップアイテムFROM渋谷店』、第2回はリセスのスナックです。
アンダーサイズという、今では万人受けしないサイズ帯のヨーヨーにも、脚光を浴びた時代があった。名作と言われるヨーヨージャムの「ミニモトリックス」が出た時の衝撃から、その後の「ミニモツ―」に繋がっていく辺りの時代の潮流。ミニモツ―を使いこなしていた田中貴康選手(元チームヨーヨージャム、現ターニングポイント所属)の活躍など、今では信じられないくらいミドル/アンダーサイズのヨーヨーが熱かった。
厳密に言えば、最初にミニモトリックスが出た頃は、「こんな小さなヨーヨーでも実戦向きなんだ」と思われていたため、主役級のサイズ帯とまで言うには語弊があるかもしれないが、確実に輝いていた瞬間はある。
2010年代、直径のトレンドはフルサイズへと移行し、アンダーサイズの需要は減りつつあるが、アンダーサイズヨーヨーが持つ魅力が失われた訳ではない。このサイズのヨーヨーでしか味わえない感触や、小ささを活かしたトリック攻略は、今もなお評価され続けている。
2018年に出たリセスの「スナック」は、ミニモトリックスやミニモツ―を今風なフルメタルで出すとこうなったのかな?と思わせる仕上がり。ミニモトリックスが直径52.46mm、ミニモツ―が直径48.75mmなので、直径50.71mmのスナックは、両者の中間くらいの直径に位置する。
その小ささを活かし、サクサク、スイスイとストリングの合間を縫ってスムーズに動いていく感触は、スナックの持つ「気持ちよさ」と「快適さ」によるもの。気軽に使えながらも非力な感じはないのもポイント。バッチリとハマる人にはハマる、通好みなアンダーサイズヨーヨーである。
個人的にはとても気に入ってるヨーヨーなのだが、これを書いている2018年11月12日時点で当店の在庫は残り少なく、メーカーも再生産しなさそうな感じなので、気になる方は早めにゲットすることをオススメする。