C3ヨーヨーデザイン「サイバークラッシュ」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#056】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のデューンに続いて、第56回はC3ヨーヨーデザインのサイバークラッシュです。

今年10周年を迎えたC3ヨーヨーデザインは、その10年の歩みの中で競技向けのフルメタルヨーヨーを中心に数多くの機種を世に送り出してきた。最近ではロングセラーとなっているクラウンラディウスシリーズ、そしてエドラスバーサーカーマックスなどのハイエンドモデルに注目が集まるが、C3はビギナー層やライトユーザーに向けたモデルも製作している。全く触ったことのない人にはスピーダホリックが定番となっているが、その次のステップ、バインド仕様の入門モデルとして存在するのがサイバークラッシュだ。

元々、「初めてのフルメタルヨーヨーを手に取りやすい価格で」と作られたのがレベル6だった。今年の2月4日のピックアップアイテムで取り上げているが、仕様変更前と後どちらも含めれば、相当数販売されたことになるだろう。低価格ながら性能も良く、コストパフォーマンスの高さが受けてC3の看板商品のひとつとなったが、惜しまれつつも生産終了となり、低価格のバインド入門メタルというポジションのヨーヨーが無い期間が続いた。サイバークラッシュはそのポジションを埋めるべく満を持して登場したヨーヨーである。

これからバインド入門の安価なフルメタルヨーヨーを買おうとしている人は、もう何も考えずにサイバークラッシュを選んで良いと思う。もちろん、もうちょっと高くて良いからもっと性能の良い物を…と考えるならば5,000円代のクラウンやラディウスネクサス、それ以上ならバイメタルヨーヨーまで青天井だが、「サイバークラッシュだと出来ないトリックがある」ってことも無いので、安心して選択肢に入れてほしい。バインドの練習から高度なトリックまで、長く使っていけるヨーヨーだ。

ヨーヨー歴22年の僕が使っていても、軽くて疲れないのでボーっと何気なく振るのにちょうど良くて気に入っている。良い意味で性能と価格が釣り合ってないヨーヨーだ。普段使いにはもちろん、3A用に2個揃えたり、カウンターウェイトで使ったり、あらゆるスタイルにも対応するので、こういうヨーヨーが1個あると本当に重宝する。アトミッククラッシュから受け継いだ魂がこういう形で生まれ変わったか〜と思いつつ、このヨーヨーがきっかけでバインド習得する人が増える未来が想像できる。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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