オイル注入(ボールベアリング)


解説は0:24~1:28

ボールベアリングに直接オイルを注入する

ベアリングへオイルを注入し、ベアリングを保護します。
引き戻しのヨーヨーは、新品のときのような戻りを復活させます。
ベアリング「だけ」に直接オイルを注入するのがポイントです。

※ヨーヨーファクトリーのループ1080やヨメガのヨーヨー、ハイパーヨーヨーのヨメガブランド機種(クロスドラゴンスピンフェニックスなど)のオイルメンテナンスを必要とするヨーヨーは「アクセルに塗布する」を参考にして下さい。

■用意するもの

・ティッシュ

・オイル(ワセリンよりオイルがオススメです)

※オイルの種類
・戻りを復活(強く)させる場合
少し粘度が高い(ドロドロしている)オイルがおすすめ。
YYF パフォーマンスオイル(ループ/レスポンス)か、ブレインリューブジョーカー ルーピングリューブなど。

・バインド必須の状態 (引いても戻ってこない) のままで、ベアリングの保護が目的の場合
YYF パフォーマンスオイル (ロングスピン)ワンドロップ V4Mベアリングリューブがおすすめ。
戻りを強くさせるものに比べ、水っぽくサラサラなオイルです。

どのオイルもシリコン製のものなので、可燃性はありません。
すぐになくなる物ではないので、とりあえず1本もあれば十分でしょう。

【写真1:ブレインリューブ】ヨメガの伝統的なオイル。ペンのようなカタチをしているのが特徴。フタも2重になっており、安心。

■準備ができたら、いよいよ作業開始

0.ボディを分解する

ヨーヨーを落としたり、中の細かいパーツをなくしたりしないよう、必ずつくえの上で「ゆっくり」作業します。


【写真2:キックサイド(ヨーヨージャム)】ベアリングは、どちら側のボディについていても問題ない。

1.ベアリングをはずし、ティッシュの上に置く

ベアリングが手ではずれないものは、こちらを参考にしてください。
手ではずせるのであれば、そのまま普通にはずします。

【写真3:キックサイド(ヨーヨージャム)】ティッシュは、1枚を適当に折りたたみ、重ねる。

2.ベアリングにオイルを注入する。

オイルの量は1~2滴でOKです。(ベアリングの保護が目的の場合は半滴~1滴)
ベアリングの中に、オイルをしみこませるようなイメージです。もしオイルが出すぎても、構わずそのまま次へ進んでください。注入したあと1分ほど放置しておくと、より中に浸透させることができ、余分なオイルをティッシュに流すこともできます。
【写真4:YYJルーピングオイル】足りない場合はあとでもう一度つけてあげればいいので、オイルをムダ使いしないために、ほんの1滴~2滴くらいにしておく。

3.ベアリングをティッシュで拭く

外側にもれてしまったオイルは、ここでキレイに拭きとります。とくに、ストリングにオイルがしみこむとすぐ痛んでしまうので、忘れずに拭きとってあげましょう。

【写真5:ベアリング】キレイにオイルがついたと思っても、案外ベアリングはベタベタしているもの。うまくオイルをつけれたかどうかに関わらず、必ず拭いてあげること。

4.組みなおして、完成!

これで試しにスローして、戻りが弱かったら、もう一度オイルをつけましょうバインド必須のヨーヨーにオイルを注した場合は、はじめは強めに引くと戻ってきますが、ある程度(場合によっては1~2時間)使い込むと、戻りが弱まってきます。

【写真6:キックサイド(ヨーヨージャム)】リワインドオリジナルキャップがよく目立つ(非売品)。

■ボディはオイルに弱い

オイルというのはメンテナンスにとても大事なものなのですが、実は「多すぎるオイル」はプラスチックのボディを痛めます。ボディのヒビ割れの原因となったりして、ヨーヨーの寿命を縮めてしまうので、オイルでべとべとになってしまったボディは、キレイに拭いてあげてください。また、どんなヨーヨーでも、表面がベタベタなってしまっていると、いきなり手からスッポ抜けたりしたり、レスポンスにうまくストリングが引っかからず回転力が弱まってしまったり、思わぬケガの原因となったりもしますので、同じくキレイに拭いてあげましょう。
正しいメンテナンス方法、正しい扱い方を身につければ、ヨーヨーを長持ちさせることができます。