リワインド渋谷店スタッフのアルです!
前回のプラスチックチートコードに続いて、第273回はカリブーロッジのミニティーです。
CLYW改めカリブーロッジの「ミニティー」は、スポンサードメンバーRiccardo Fraolini氏シグネチャーモデル「マナティー」のミニサイズ版だ。元々ワイドな機種であったが、「ミニティー」は幅50mmという超ワイド形状のまま、直径は44mmという異色なスペック。ポケットサイズヨーヨーというジャンルにおいて、ここまでワイドなヨーヨーは他にない。
かなり小さいので、使うストリングはいつもより5cm~10cmくらい短くても良いだろう。振ってみて感じる塊感に、最初は戸惑うかもしれない。小さなサイズのヨーヨーをある程度使っていると「こういうもの」と思うが、「ミニティー」が他のミニサイズヨーヨーと違うのは、「普通こんなにトラピーズ乗らない!」と思うほど、トラピーズが乗せやすいこと。直径より幅の数値が上回っているヨーヨーならではの恩恵だ。
本家「マナティー」が、ゆったりと動かすヨーヨーというポジションにあったこともあり、今作「ミニティー」も、スピーディーに動かすよりは、ゆったりと滑らかに動かすほうが、ヨーヨー本来の持ち味が出るように思う。サイズ感を活かしたトリックの練習はもちろん、普段やってるトリックやコンボをこのヨーヨーでやってみると、今まで見えてこなかった発見があるかもしれない。