リワインド渋谷店スタッフのアルです!
前回のSUS001G2 ジェネレーターに続いて、第192回はSUS YOYO MECHANICSのSUS 002 トランスミッションです。
先週紹介したサスヨーヨーメカニクス「SUS001G2 ジェネレーター」は、初代「SUS 001」の再設計版だったが、今週紹介する「SUS 002 トランスミッション」は、ナンバリングの通りSUSの二作目に当たるヨーヨーだ。「SUS001G2 ジェネレーター」や「SUS 001」とはガラッと変わったコンセプトで、モノメタルで見た目も独特なSUSの遊び心が詰まったモデルである。メーカーが「コンセプトカーのようなイメージ」と言うだけあって、王道とは違う面白さがある。
「アンダーサイズの再提案」というコンセプトで設計が始まった今作。アンダーサイズというと小さいぶんパワー不足になりがちだが、フラットリムと見間違えそうな太いリムが生み出す回転力により、トランスミッションはとてもパワフルでその辺のストレスを感じさせない。とにかくこの力強さが根底にあるため、アンダーサイズとは思えない回転力とスリープの伸びを実現している。
一方で、アンダーサイズだからこそと言える取り回しの良さや、ストリングと一体になっているかのようなプレイアビリティが持ち味である。幅が広いためマウントのしやすさも確保しつつ、直感的に動かせるような操作性の高さが小気味よい。見た目の無骨さに対して、実際に使った時の動かしやすさに驚くだろう。
リワインド渋谷店では、サンプルを使用した方が口を揃えて「良い」と言う逸作。いろんなヨーヨーを使ってきた方でも、きっと新たな可能性を感じられるヨーヨーだと思う。