【受賞レビュー】ヨーヨーレビュー大賞2022

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目次

受賞レビュー

sakigake さん

タイムジャッカー – Top Yo

ありがとうタイムジャッカー

このヨーヨーを見にきた人は「バイメタルな割に安い」「この値段なのにバイメタルなの?」とまず思うでしょう。

人によってはそこから「安い分、どこかしら欠点があるんじゃないのか?買うには不安だな…」と思われる方もいるかと思います。
そもそも初心者の私がそうでした。

ですが安心してください。このヨーヨー、とてもいいヨーヨーです!!!

変にふわふわしているわけでもなく、あまりにも一気にスピードが出過ぎる訳でもなく、程よいスピード感。
多少の傾きにも耐えてくれるし、コントロール性も良い、幅広だからストリングにも乗せやすい、軽めの重量なのに存在感はしっかりあり、そしてなによりよく回る。さすがバイメタル。
キャッチの際も(フルスロー即回収でもしない限り)痛み無くキャッチできるのもグッド。

「バイメタル興味あるけど割とするな…でも価格帯なら勢いで買っちゃえるし…」
といった感じで初めてのバイメタルモデルとして買いました。
なので、同じように初心者でバイメタルに興味があるという方に是非手に取って頂きたいです。

私はこのヨーヨーと共にブレインツイスターコンボ、ジャーブル、キャンディレイン、こうへいフリースタイル(シーズン3)などを習得してきました。
長いコンボや複雑なトリックの練習中、スリープを気にせずに動画を見ながら一手一手しっかり確認しながら練習できるというのは、やはり練習効率がとても良いです。

お手軽な値段でしっかり初心者に寄り添ってくれたタイムジャッカー、私にとって最高最善のヨーヨーです。

ここまで読んで「初心者のレビューはあんまり参考に…」と思われた方も安心してください。
最初の通り「安かろう悪かろうでは?」と思っていた私がこのヨーヨーを買う際に、背中を押してくれたのが2021/12/15放送のリワインドTV(アーカイブ)です。
この放送内で以下のように紹介されていました。(意訳)

城戸さん「特徴とかそういうのの以前に、バイメタルが何か知りたい!という人にオススメな、かなりスタンダードなモデル」
岡田さん「トップヨーの中でもしコンテストに出るなら、結構迷わずタイムジャッカーを選ぶ」

このコメントがあった+Twitterで岡田さんが実際にトリック動画を公開していたから、私はこのヨーヨーを手に取る決心ができました。ありがとうございます。

かでしゅ さん

ワンスター – YoYoFactroy

”ワンスター” それは輝ける最高の瞬間

「ヨーヨーをまたやりたい!」

そう思い立ち、手に入れたのがこのワンスターだった。

僕は第1期ハイパーヨーヨー世代。
ワンスターを手にすると、当時、友達と夢中でヨーヨーに明け暮れていた日々が鮮明によみがえってきた。

紐の長さをへその辺りで切って、フィンガーホールを作り、利き手の中指へ取り付ける。
何度も繰り返した手順だ。数十年ぶりとは言えやり方はお手のもの。
なにはともあれまずはロングスリーパーをやってみる。

シュー!
パシッ!

安定したスリープとちゃんと戻ってきてくれるレスポンスのよさ。

「あぁー懐かしい!!それにこのヨーヨーすげー!!」

数十年ぶりの感覚と、現代ヨーヨーの性能に感動した。
ウォーク・ザ・ドッグ、ブランコ、東京タワー、ストップ&ダッシュ、ブレインツイスター。
覚えている限りのトリックをやりつくさんとばかりに振りまくる。
僕の心は、いつの間にか夢中でヨーヨーに明け暮れたあの頃に戻っていた。

「当時できなかったハイパーレベルができるようになりたい!!」

そうなると次にわいてくるのはこの気持ちだ。
だが、動画を見ながら必死に覚えようとするも、さすがにうまくいかない。
自分にはやはりハイパーレベルは無理なのか…。

そう言えばバインド仕様なるものがあったことを思い出し、物は試しとセッティングを変えてみる。
振ってみると確かに戻ってこない。スリープが延々と続く。
これならいけるかも…!!光明が見えてきた。

なんとかバインドを習得し、アトミック・ファイヤーの練習をはじめる。
不意にヨーヨーが戻ってこないのでどんどん練習がはかどる。
何日か練習を続け、なんとかアトミック・ファイヤーができるようになった。

憧れだったあのトリックが何十年の時を経てできるようになる。
それは喜びであり、感動であり、なかなか味わうことのできない最高の瞬間だった。

”ワンスター”
この名に託された意味はなんなのだろう?
自分なりに解釈するならば、それは、一人ひとりには人生の中で必ず輝ける瞬間、かけがえのない瞬間があるのだということだ。

まさに僕はこのワンスターというヨーヨーに出会うことでその瞬間を経験することができた。
ヨーヨーで?そんな大袈裟な、と思う人もいるかもしれない。
でも、これは僕にとってはまぎれもない真実だ。

大人になればなるほど、そんな瞬間はどんどん少なくなっていってしまうように思う。
このレビュー読んでくださった皆様にも、そんなワンスター、輝ける瞬間が訪れることを切に願う。

dainoさん

ディガンマクラッシュ – C3yoyodesign

軽快な金リムヨーヨー

金リム機種はルーク、アイスバーグを持っているのですがこれらと比べて軽快さが段違いです。
振ってみるとまず金リムらしい大きなスリープ音ですが、他機種より気持ち抑えめな気がします。

ポリカボのサラサラ具合はもちろんなのですが、リムのブラスト加工がスベスベでずっと触っていたくなる感触です。
このリムのお陰でフィーリングの全てが柔らかくなっています。
ブレインツイスターコンボやジャーブルをやってみるとふんわり柔らかいフィーリングで、金リム特有のストリングにズシッとくる感触がありません。
重め柔らかめという説明でしたが、自分には重めというのは感じられず、柔らかさが凄くて軽く感じています。
切り返す動作などもやり易く、ずっと使っていても疲れが少ないと思います。

なんか癖になるフィーリングで飽きません。リワインドジャパンパッドに変えたらより気持ちいい感触になりました。
使えば使うほどのめり込んでいくヨーヨーというのが頷けます。

フィンガースピンもやりやすかったです。
ハブがわりと出っぱっているのですが、ハブ周りのサイドフェイスがちょうど指1つ分あってからリムへの傾斜がついているのでスポットがなくても綺麗にスピンしやすかったです。
自分はまだ練習中ですが、トルネードバインドもやりやすいと思います。

見た目も非常に美しく、見ているだけで酒が美味しくなります。
ライトグリーンシルバーリムを買ったのですが、透け具合が磨りガラスというか、もはやバリアーみたいな透け具合でカッコいいです。
指のシワが透けて見えるレベルです。
太陽の下で使うとより綺麗に見えるので、外で使うとテンションが上がります!
カラバリに寒色系が多いですが、暖色系が来ても欲しくなりそうです。
ハブのロゴもさりげなくカッコよいです。出っぱっていてボタンみたいなのでついポチっと押したくなりますよ。

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この記事を書いた人

リワインドのストアマネージャー(店長)。長年に渡り競技プレイヤーとして活躍し、2009・2010年全国大会1A部門では2年連続準優勝に輝く。ヨーヨーの腕前はもちろんのこと、大会のジャッジとしてもリーダー格として常に最前線で活躍中。チームファブリーズに所属。ヨーヨーパフォーマーNaotoの実兄でもある。三児の父!

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