C3ヨーヨーデザイン「フローレス(2020年版)」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#087】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

前回のタイタニックに続いて、第87回はC3yoyodesignのフローレス(2020年版)です。

C3ヨーヨーデザインのオフストリングヨーヨー「フローレス(2018年版)」が「フローレス(2020年版)」にアップデートされた。C3所属の世界チャンピオン、岩倉玲選手のシグネチャーモデルとして開発されたフローレスは、超重量級ヨーヨーとして異彩を放ち、数あるオフストリングヨーヨーの中でも個性が際立っていた。最初はその重量から、ニッチな層に受けるのかと思いきや、蓋を開けてみたら意外と多くのプレイヤーに受け入れられた。そんなフローレスのニューバージョンは、前作からガラリと姿形が変わっている。

まず、見た目からして違うとわかる部分として、金属のウェイトリングが装着されている点が挙げられる。ワンポイントのカラーアクセントとしても目を引くが、ヨーヨーの性能を押し上げるという点で、これが大きな意味を成している。アルミ製のリングなので、ステンレスや真ちゅうと比べれば軽いが、それでもこのリングがあることで、回転力の底上げや安定感を生み出している。

その他の大きな変更点としては、軽量化されていること。重さが特徴だったフローレスが軽量化されるということは、個性がなくなってしまうんじゃないか。そう思ったりもしたが、比較的軽くなっただけで、軽いヨーヨーになった訳ではない、というのがポイント。むしろウェイトリングが付いていることで、回転中の手応えはしっかりと残っているし、直径が小さくなっているのに幅は広くなったりと、オフストリングヨーヨーの進化が目に見えてわかる結果となった。「もっとこうなればさらに良くなるな…」という岩倉選手の意見やユーザーの声に見事応えてみせたC3の手腕が素晴らしい。岩倉選手自身、以前出来なかったことが新型フローレスで出来るようになったと太鼓判を押している。価格は正直高いけれど、それに見合うだけのヨーヨーとして洗練された仕上がりとなっている。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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