タイトル通り「スーサイド・キャッチの成功率は上がるのか?」という話。
スーサイド・キャッチとは、トラピーズの状態からヨーヨーをグルっと振りながら指を離し、回ってきたストリングの輪に再び指を入れるトリックです。
2000年頃に元ダンカンクルーのPaul Escolar氏が開発したこのトリックは、20年以上経った今でも「成功率が上がらないトリック」として有名です。ある程度1Aをやっていれば一度成功させること自体はそこまで難しくないんですが、連続でやるのは相当難しいですし、「やって見せて」と言われてパッとやってみても成功しません…。そんな成功率の低さから、大会でやるプレイヤーも多くはありません。
よく「練習して成功率は上がるんですか?」と聞かれることがあり、「上がりません」と答えることもあるんですが、厳密には「上がることは上がるけど、なかなか上がりません」というのが正直なところ。
一応、コツはあって、過去にREWIND VLOGでスーサイド・キャッチのコツを紹介しています。
REWIND VLOG 第3回「スーサイド・キャッチのコツ」
スーサイドで飛ばす時の輪っかをキレイに保つために、ストリングを変えてみるというのも、成功率アップの一つの方法です。張りのあるストリングがオススメですが、このストリングがベスト!というのは人によって違ったりするので、いろんなストリングを試してみてください。
ついでに言うと、パッドによっても、さらにはヨーヨーによってもやりやすさが変わったりします。
リワインドが制作したプレイヤープロモーションビデオの中に、ヨシナガケイスケさんという方のビデオがあって、彼のスーサイドトリックが天下一品なのでぜひ観てほしいです。目玉が飛び出るくらいすごいです!
インクレディブル!
彼が大会に出場した時も、スーサイドトリックの連続に会場は大盛り上がりでした。これを見ると、「成功率は上がるんだ」と思わせてくれます。
ただただ「すごい」の一言に尽きます。
成功率が上がらないスーサイド・キャッチですが、決まった時は爽快感のあるトリックなのでみなさんもチャレンジしてみてください!