Turning Point x Shingo Teradaコラボモデル「Douska」が1年ぶりに復活リリース!キャップ構造の話と、ワークショップのお知らせも!

渋谷店”先行”販売:2月14日(金) 20:00〜 ※スナックてりー内にて数量限定
渋谷店販売:2月15日(土) 13:00〜
WEB本店:2月18日(火) 22:00〜

昨年12月のターニングポイントコラボ企画イベントに続き、てりーのコラボシグネチャーモデル限定版をリリースします。今回は昨年、クラウドファンディングやリワインドのアニバーサリーボックス(周年企画)として大好評・即完売となった、キャップ(蓋)によるカスタマイズが可能な「ドースカ」です!

色はブラスト(さらさら加工)ではない”マットカラー”。5A使用時に落下しても傷がつきにくい”ハードコート”という特殊コーティングを施し、秘蔵アイテムの「てりーキャップ」も付属します。もちろん、キャップはFH-Zero互換サイズなので、お持ちの48mmキャップを取り付けることでカスタマイズも可能です。

マットカラー ・ハードコート特殊仕様・キャップ付属で、今回は9,990円!
とにかく今回は超お買い得価格で発売です!!

久しぶりにキャップがはまるドースカのリリースなので以下、キャップのことを語らせていただければと思います。最後には5Aワークショップのお知らせもありますので併せてチェックしてくださいね☆

※レッドは渋谷店限定カラーです。レッド・ブラッグご購入の方にはには、”おまけ”で限定カラーの「キャンディーダイス プロ オリジナル(R6)」をプレゼント
※てりーキャップが付属するのはレッド・ブラックのみです。ブルーミックスは9,000円になります。

ドースカとキャップのはなし

「僕、『ホースカ』の形が大好きなんですよね〜」そんな何気ない一言から始まった、寺田真悟のコラボレーションプロジェクト第3弾、国内ブランド、ターニングポイントとのコラボモデル「ドースカ」のシリーズ。

ここまでで実は・・・

◆プロトタイプの「ホースカ軽くしちゃいました(仮)

◆ダンカン社のFHキャップ互換規格サイズが装着可能な「ドースカ

◆そのドースカを更にパワーアップさせる過程で登場した「アナザードースカ

・・・と、元々ターニングポイントからリリースされていた「ホースカ」の亜種シリーズとして、てりーコラボモデルは3種類をリリースさせていただきました。渋谷店限定販売品も多く存在するので、あまりご存知でないモデルもあるかもしれません。

ホースカにキャップをはまるように改良したものがドースカなので、キャップがはまらないプロトタイプ版・アナザー版は当初のコンセプトからは外れていますが、どれも、オーナーの木村さんの設計で、ターニングポイントの遺伝子を引き継ぎ、甲乙付け難い大好きなモデルに仕上がりました。

約1年ぶりとなるキャップでカスタマイズできる「ドースカ」の再リリースとなるので、ここからはキャップ(蓋)の話を。

僕自身、元々は米国ダンカン社のスポンサーメンバーであり約12年間、ダンカンクルー(現在のチームダンカンの前身のチーム)として活動をしてきました。その活動の中で、最も長く使用していたのが「フリーハンドZERO (通称FH-Zero)」というプラスチック製のモデルです。

映像は2008年世界大会5A部門決勝の僕の演技です(ちょっと恥ずかしい苦笑)。2008年といえば、1A部門でジョンアンドー選手(YYF所属)が優勝した年で、既に業界ではフルメタルモデル・バインド仕様が当たり前だったわけなんですが、僕はバインドが苦手引き戻し機種を愛用し続けており、この演技もFH-Zeroを使用しています。このフリーハンドというシリーズに(一部を除いて)共通するのが、”キャップ”という構造です。

直径48mmプラスチック製のキャップ(蓋)搭載モデルの楽しいところは、本体の重量調整だったり、色を変えるなどカスタマイズを楽しむものだったり、様々な使い方ができるところだと思ってます。とにかく僕はこのキャップが大好き笑。僕のコラボモデルはこれまで、全ての機種でこのキャップが取り付けられる仕様が販売されています。

キャップを装着できる構造は、設計が非常に難しい。

・・・というのは、キャップにも工場違い・金型違いなどコンマレベルでの個体差が存在しており、正直なところ「どれに合わせていいかわからない」という大きな問題が出てきます。キツすぎると、はまらないし、余裕を持たせると、プレイ中のフィーリングが悪くなったり、簡単に外れてしまうんですね。ダンカン社のお家芸とも言われたキャップ機構ですが、こんなに設計が難しいんだったら、本家もそりゃ作らないよな、と笑。(ダンカンと僕のコラボモデル「ラプター」はこの問題で3回もプロトタイプを作って検証しました。)

で、話をターニングポイント「ドースカ」に戻すんですが、改めて今回リリースとなるのは、昨年のリワインド周年企画で限定リリースされた、FHキャップが装着可能な「ドースカ」です。よく巷で「ターニングポイントは凄い」なんて話を聞くし、僕自身もそんな話をよく店舗でするんですが、この凄いのを目の当たりにする機会がありました。

ドースカのキャップ構造の図面調整の時。です。

キャップのフィッティング、完璧なんです。手元に数百とあるキャップの8割(うち2割は元々サイズが違うと分かっていたりしたもの)は完璧にフィットします。もはや、なんでこんなにピッタリはまるの?って思ってしまうくらいです笑

ちなみに、精度が良すぎて、キャップを装着した状態で、アルミボディ側の軸の穴からエアダスターなどで吹くと、キャップが外れます。キャップのほんと微妙な個体差をも埋め合わせできる、ターニングポイントの設計レベル・製品クオリティに、まさに脱帽しました。

そんな大好きなキャップによるカスタマイズ構造を採用した「ドースカ」の復活。ということで、今回は僕の秘蔵ストックから、15年以上前に作成した「てりーキャップ」を付属してのお届けです。

ボディ表面には、僕の得意とする5A(カウンターウエイト)に適したヨーヨーとして落下しても傷がつきにくい、丈夫なハードコートを施してもらったいました。とにかく、大満足の仕上がりになっています。どのカラーも少量生産(かつレッドは渋谷店限定販売)です。狙ったカラーはぜひ、お早めに手に取っていただけると嬉しいです。

【2月15日(土)開催】5Aベーシックトリックワークショップ by Shingo Terada

開催日時:2020年2月15日(土) 15:00〜
場所:北谷公園(リワインド渋谷店となり)
参加無料・雨天中止

ここのところ、店舗にて5Aトリックの質問を多く受けるので、ドースカの販売に合わせ、久しぶりにトリックワークショップを開催します。(雨男なんで雨が心配・・・)

今回は、カウンターウエイトの装着方法〜基礎+JYYF検定トリックのレベル1くらいまでを皆さんと一緒にトライしていこうと思います。5Aが初めてという方も、検定でつまづいているという方も、ぜひ、ご参加ください。

 

というわけで長いブログになりましたが、プラスチック製のキャップ(蓋)というパーツを使い、カスタマイズという楽しさも味わえる「ドースカ」。その設計はとても難しく、今となっては珍しい構造のアイテムです。それをターニングポイントのクオリティで味わえる。ぜひ手に取っていただけると嬉しいです。みなさん是非、1個どースカ

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この記事を書いた人

寺田真悟。てりー。リワインド渋谷店店長で、店舗でのイベント企画や限定品のプロデュースなどをおこなう。2001年ヨーヨー世界大会X部門チャンピオンで、5Aの基礎となる、ビースティングやエレクトリックファンなどのトリックを開発。2004年から(株)バンダイの第2期ハイパーヨーヨーのメインキャラクターとして、おはスタ・TVCM等にも出演したほか、新春隠し芸の講師も務めた。アメリカでの生活経験もあり、海外プレイヤーとの親交も深める。

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