CLYW「ビッグディッパー」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#037】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

第37回はCLYWのビッグディッパーです。

CLYWからプラスチックヨーヨーが出るという話が出回った時は、大きなニュースとなり、それはそれは注目の的だった。ただ、アナウンス後もなかなか出なかったり、メーカーの直販で少量だけ販売されたり、手に入っても材質のせいかストリングが切れやすいなんてこともあったり。そんな不遇なヨーヨー「イエティ」…の話ではなく、その次に誕生した「ビッグディッパー」の話。

北斗七星を意味するビッグディッパーは、2015年1A部門世界チャンピオンのザック選手のシグネチャーモデル「ボレアリス」をベースにしたプラヨーということで、こちらも注目の的となった。なんと言っても、先述のイエティとは違い、初めて安定供給されたプラヨーである。絶大な人気で、売れ行きも好調だった。リリース直後は毎日のように売れていた記憶がある。イエティの方も後に「イエティ2.0」として正式リリースされるのだが、サイズが少し大きかったこともあり、トータルで見るとビッグディッパーの方が多くの人に支持されていたように思う。

リリースから月日が経ち、改めて冷静に見ても良いヨーヨーだと思う。ちょうど良いサイズ感で扱いやすい本体はあらゆるスタイルに対応する一方で、パッドサイズが一般的なスリムサイズではなくCLYW独自サイズである点がCLYWのヨーヨーらしさを際立たせている。大きく厚みのあるパッドのおかげで、ややハイフォールのようになり、しっかりと回転がかかり、しっかりと戻って来る。結果的にプラスチックながら手応えのあるフィーリングとなっているように感じる。3色展開されているカラーも、ミルクシェイク、グレープ、エメラルドと名前が付いていて、そこにもCLYWらしさが表れている。CLYWが作り上げたプラヨーは、他に代わるものがない比類なき存在だ。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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