【受賞レビュー】第4回ヨーヨーレビュー大賞

たくさんのご応募ありがとうございます。

【賞品】

レビュー大賞オリジナルONE

渋谷限定ハンドタオル

【優秀賞】

目次

Big Dipper – 受話器さん

CLYWらしさとは?
「カリブっぽい」「CLYWらしい」
そこそこ聞くフレーズです。

さて、ではCLYWらしいとはどんなフィーリングなの?と。
一言で言えば「丸い」
持った感じ・糸が伸びきった感触・糸に乗った感触。丸いですね。
鋭いとかシャキシャキ動く感触とは違うふんわりとスムーズな感触?

自分はビッグディッパーしか知りませんがきっと他の商品もそのあたりのフィーリングを踏襲しているんではないでしょうか?
そしてCLYWの商品は若干高め。
しかしビッグディッパーはそこそこな値段で買えます。
カリブクオリティを体験するのにイイ商品なのではないでしょうか?
さらにプラヨーとしてはイイ性能をしてると思います。もちろんメタルの様な力強さはありませんが、スリープ力はかなりのものです。
マイナス面を上げるとするならば、ベアリングは中華クオリティです。(速攻ガリって使い物にならなくなりました)

NSK等の高性能ベアリングに交換してドライコーティング・さらに針の先ほどの油をさすと滑らかさと回転力が増します。

 

Cabal – オレンジ100さん

見た目とは裏腹に軽快。引き戻しもおすすめ
[見た目]
丸く滑らかなシェイプに肉厚のデルリンボディがたまりません!!
ラウンドシェイプではありますが外側に一段ステップがあり、バンプ周辺のメリハリもあってマークモントクラシックとは意外と似ていませんね。

[使用感]
オールドスクール向けのような出で立ちとは裏腹に動きは軽快、そして良く回る。
コンボもガンガン決められます。数値や見た目の印象ほどは重たく感じません。
リムがフラットに近くつるっとした表面なので、勢いよくキャッチすると、手のひらでパチィン!となります。
サイドフェイスの凹みが深く切り立っているので、水平のトップオンには向いていませんが引っ掛けるようなフィンガーグライドだとやりやすいです。

[小ネタ]
本機種はボディと(ロッククレスト的な)ナットパーツが分かれるのですが、残念ながら従来のサイドエフェクトと互換性がありません。
しかしこの機構に幾つかの利点を見出せます。

一つ目はブレの軽減です。
もともとほとんどブレないので効果は実感できていませんが、ナットパーツに対してボディを回転させることでブレを調整できるはずです。貫通アクセルでないプラヨーでは珍しく、そしてありがたい機能です。
無段階に回転するのでいつも同じ角度で組むのは難しいですが・・・。

二つ目は引き戻し化です。
ベアリングロックが長いせいで、通常は薄型サイズCベアリングを付けるとボディとベアリングが完全には固定されなくなります。
しかしナットパーツにYYJなどのシムを取り付けてからボディにはめ込むことでベアリングロックを低くすることできます。
よく回るラウンド引き戻しプラヨーということで、オールドスクールの方々におすすめのセッティングです。
引き戻しにせずとも、ボディとナットパーツの間に何かを挟みこめるので重量(配分)を変えたりといろいろ改造できるかもしれません(※自己責任でお願いします)。

いずれにせよ、交換用ナットパーツが出てくれるとうれしいですね。

 

Wheels – Masayaさん

初心者~中級者の新しい選択肢
“固定軸からプラスティックベアリング(スプール)搭載ヨーヨーへと生まれ変わった新しいホイールズです。
先に発売された「バタフライXT」がベースとなっており、一見した限りではただのカラバリ&キャップ変更モデルに見えますが
見比べてみると別物のヨーヨーといっていいほどの違いがあります。

■ボディのアレンジ

ボディには幾つかのアレンジが加えられています。

スターバーストはバタフライXTよりも若干丸めに変更。
これによりガツンとしすぎないリターンとストリングへの過度な負荷が抑えられています。

アクセルが通る穴の入口は内側が斜めに削られ、組み上げ時にアクセルが穴に違和感なく導かれる形状になりました。

■フェイスのアレンジ

キャップを外したフェイス側の形状にも違いがあります。

アクセルを保持する六角穴の部分は剛性を維持しつつスマートな成型に。
キャップが乗る部分の面積は0.5mm程拡張され、外周が肉厚になっています。

さらにDUNCANロゴの印字も加えられているのでキャップを外した状態でも
「ダンカンヨーヨーであること」が分かるようになりました。ファンには嬉しいポイントです。

■プレイのフィーリング

標準状態ではギャップが狭めになるように設計されており
ルーピングヨーヨーに近い強さのリターンがあります。

バタフライ型でありながらマウント状態ではスリープがあまり長くは続きません。

その一方で「グラビティプル」「スローダウン」「スリーパーと」いった基本技や
「フォワードパス」「オーバーザフェンス」「アラウンドザワールド」などの
初歩のルーピングはとてもプレイしやすくなっています。

標準状態でサイズCのボールベアリングを搭載していたバタフライXTよりも
さらに「初心者向けのヨーヨー」として最適化されていると言えます。

■モッドスペーサー対応!

そして忘れてはいけないのが「新型モッドスペーサー」に対応しているという点。

アクセルをロングアクセルに交換してスペーサーセット一式を装着すれば
あっという間にサクサク動く幅広バインドプラヨーへと変身します。

初心者の時も、中級者以上になった後も。相棒として末永く付き合っていくことができる。

ホイールズもまたダンカンヨーヨーらしい性質を持っているヨーヨーです。

■初心者~中級者の新しい選択肢

反復練習をテンポよく行うことができるリターンの強さ。
ルーピング&ストリングプレイの基本を習得できるだけの性能。
パーツ交換によるステップアップの補助。

新型ホイールズは初心者~中級者の新しい選択肢として候補に入れられるだけの魅力を持っています。
ボールベアリングヨーヨーとは異なる性質を楽しむ用としてもおすすめです。”

 

 

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この記事を書いた人

リワインドのストアマネージャー(店長)。長年に渡り競技プレイヤーとして活躍し、2009・2010年全国大会1A部門では2年連続準優勝に輝く。ヨーヨーの腕前はもちろんのこと、大会のジャッジとしてもリーダー格として常に最前線で活躍中。チームファブリーズに所属。ヨーヨーパフォーマーNaotoの実兄でもある。三児の父!

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