みなさんこんにちは。C3ヨーヨーデザインプロダクションマネージャーのロンです。私は常に、ヨーヨーの設計についての記事を書こうと思っています。今日は「レールガン」と「イマジンブレーカー」についてお話したいと思っています。(長い記事ですので気をつけてください)
2015/11/4、シンプソンはFacebookの「YoYo BST & Talk」というグループでC3のプロダクトについて聞きました。たくさんの意見をいただき、その中でも建設的なコメントの多くは「C3のヨーヨーはVシェイプのものが多くマンネリだ」というものでした。
私たちは感謝してもし足りません。コメントをくれたすべての方、ありがとうございます。
たくさんのコメントで勉強させていただいたあと、私たちは今後のヨーヨーのデザインについて議論しました。その結果、2つの新しいデザインを考え出しました。「レールガン」と「イマジンブレーカー」です。
—イマジンブレーカーについて—
私たちのVデザインしたVシェイプのヨーヨーは優れています。そこに嘘はありません。Vシェイプは、私たちの得意分野です。また、この6年間でC3は「マスターギャラクシー」や「テレポート」のような珍しい形状のヨーヨーをリリースしています。Vシェイプ以外の設計も可能です。
アジア以外の国の選手の世界大会のフリースタイルを研究するのに1週間ほど費やしました。
私たちは、以下の要素を満たすヨーヨーを設計することが必要であるという結論に達しました。
1.ソリッドで、ヨーヨーが加速するようなフィーリング
2.長時間のスリープ
3.10-15秒のコンボをしても充分バインドできるパワー。しかし、戻ってくるときのパワーは強すぎない。
4.リジェクショントリックのやりやすさ。
5.ブラスト加工
6.Vシェイプとは異なる重量配分
—レールガンについて—
同時に、C3はVシェイプヨーヨーのエキスパートです。私たちはこの分野から離れません。「レールガン」はC3のフラッグシップモデル「クラウン.st」を参考にしました。モノメタルで同様のフィーリングを実現するという困難に限界まで挑戦したのが「レールガン」です。
1.スピーディーでコントロールしやすい
2.パワフルな回転力
3.軽量でありながら、しっかりとしたプレイが可能。軽量で、肩への負担が少ないため、長時間の練習をする日本の選手に適しています。
4.1.2.3を実現する重量配分はVシェイプです。
2つの異なるデザイン、2つの異なるフィーリング。それが「レールガン」と「イマジンブレーカー」です。