YYF x SUS メタヴィティ3月3日21時販売開始!20時から発売記念LIVEも!

REWIND2021特大福袋に含まれていた「シークレットプロジェクトチタンモデル」

実はこのモデルはヨーヨーファクトリー x SUS YOYOMECHANICSであり、德渕 皓要選手 x 羽角 伊弦選手のダブルシグネチャーチタンモデルでした。

REWIND周年記念日、そして羽角伊弦の誕生日である3月3日にこのメタヴィティをリリース!

発売は21時を予定しています。

<メタヴィティ商品ページ>

そして、発売を記念してシグネチャー主の二人をZOOMで招いてのYouTubeLIVEを行います!

3月3日20時~
ヨーヨーファクトリー x SUS YOYOMECHANICS
德渕 皓要 x 羽角 伊弦 ダブルシグネチャーモデル
メタヴィティ発売記念LIVE
ゲスト:德渕 皓要 、 羽角 伊弦

このメタヴィティリリースについて、設計のSUS YOYOMECHANICSさん、德渕選手、羽角選手から開発秘話をいただいています!

発売LIVEではより詳細な話を伺っていきます。ぜひご覧ください!


SUS YOYOMECHANICS

「集合知であり過去を超えるもの」
もともとこのチタンモデルは、リワインド様より「SUS001」以来となる、福袋限定仕様のモデルをとオファーいただき作成したモデルです。
依頼の内容が「チタンで最高のものを」ということで、SUSYOYOMECHANICS初の「競技向けチタンモデルへの挑戦」という大変貴重な機会をいただいた機種となりました。
そこで自身のテーマとして

「過去の設計を超える」

を目標にし、設計をスタートしました。

過去の機種のスペック、データの確認、集計を行い、各機種の特徴等を再検討しつつ、スペック、シェイプ、重量配分を決定していきました。

更にチタンにしか持ちえない強度、剛性を活かすため、工場に加工の限界に協力をしていただき、アクセル周囲の徹底的な軽量化、それに合わせた重量配分を行うことが出来ました。

単純にもっと回転力重視にすることも可能でしたが敢えてそのようにはせず、回転力、安定性、操作性、各トリックスタイルへの対応力全てを満足させるデザインとすることに尽力しました。性能はもちろんですが過去の機種の集合知と言ってもいいこの機種。これまでのSUSの機種の面影を探しつつ楽しんでいただいても面白いかと思います。

そして福袋専用と思われたこの機種が偶然にもこれまでご縁のあった方々の目に留まり、そしてさらに大きなプロジェクトとして販売されることになりました。チタンだからではなく性能の高さも含めて認められたこの機種を是非手に取ってみてください。

德渕 皓要

数々の歯車が驚くほどきれいに噛み合った、そんな感動が、Metavityができるまでにはありました。

始まりは、YoYoFactoryより僕のシグネチャーヨーヨー「Will」(ウィル)をリリースした後の、とある日の出来事でした。

何も聞かされていない状態で、とあるチタンヨーヨーのサンプルを振らせていただく機会がありました。
なんだこれは!?と、チタンヨーヨーであること以上に、まず純粋に、ヨーヨーとしての性能の高さとフィーリングの良さに感動を覚えました。さらには、Willの設計上のこだわりに近い意図を感じ、僕がこれまでに触ってきた数多くのチタンヨーヨーの中でぶっちぎりで好みのヨーヨーに仕上がっていました。しかも、チタンヨーヨーの中で初めて、競技でも使おうと思える性能まで満たしていると感じたほどの感動でした。

メインで使うのはもちろん、グイグイ攻められる僕の理想の競技ヨーヨーWill、
一方でチタンを振りたい気分や技作りのとき等はこのチタンヨーヨーを使いたいなぁ、
と素直に思いました。
幅や段差の位置、サイズ感やフィーリングがあまりにWillと似ていたため、あぁ、やっぱりこれは一つの最適解だよなー!他のメーカーでも近い理論にたどり着くところもあるんだ!と嬉しくてはしゃいでいました。
いちヨーヨーファンの趣味として、これを初めて買うチタンヨーヨーにしようと思い、発売日やメーカーについて質問してみました。

するとそこで、衝撃の事実を告げられました。
実はそのチタンヨーヨーは、リワインド福袋に向けて、「チタンで最高のものを」という一つの条件のみで、「SUS YOYO MECHANICS」さんが設計を担当したチタンヨーヨーだったということでした。
よくよく比べてみると確かにPragmaとWillの中間のようなモデルでした。(直径プラグマ、幅ウィル、形状と段差位置はプラグマとウィルを踏襲)

チタンのヨーヨーで満足いくものがあれば買おうと思い続けて数年経ち、僕好みのヨーヨーがずっと見つからなかったため、チタンは何か違うのかもしれないと考えるようになっていました。なので、Willの設計をお願いしたSUSさんへ、次回お会いする際に相談してみようと考えていたところに、突然降ってきた僕の理想のチタンヨーヨー。。。

あまりの衝撃に、サンプルをいづる選手のところへ持っていき、使ってもらったところ、同じ感動を味わってもらえたようで、すぐさまSUSさんとYoYoFactory社に相談。

というのも実は、以前よりいづる選手と僕2人のダブルシグネチャーYYFモノメタルの企画を、今回の話とは全く関係なく進めていたところでした。
もともと、1Aを専門とするいづる選手と僕は、大会で使用するレベルの1Aヨーヨーに求めるスペックが非常に高く、YoYoFactoryのチームメンバーであることと同時に、
お互いにヨーヨー好きとして度々話に花を咲かせていました。
2人ともいつか将来的にチタンシグネも出したいという密かな想いはありましたが、まさにこのモデルが、2人の望む理想のチタンヨーヨーであったため、以前より進行していた企画のYYFダブルシグネチャーモデルの一つとして出せないか、という話になりました。

そして、YoYoFactory社から性能・完成度にもお墨付きをいただくことができました。

製品版では福袋の時よりもチタンの輝く高級感が増し、
羽角伊弦選手と私德渕皓要の2人の名前が刻まれた、
新たなYoYoFactoryチタンヨーヨー「Metavity」。
今回ついにリリースすることになりました!

たくさんの方々に、僕らが感じてきたMetavityの良さや感動を、少しでも共有できたらと思います!

羽角 伊弦

シグネチャーモデルというのはそのモデルを使用する人の名前が書かれたもので、基本的には使用する人の好みや特徴を活かすために設計をして作られるものであると思います。そしてそのようなモデルは1つのヨーヨーにつき1人のモデルとして作られることが通例であると考えています。

しかし私はかねてからそこに少し疑問を抱いていました。1つのヨーヨーにつき2人以上のシグネチャーモデルがあってもいいのではないかと。これは1人だけのシグネチャーモデルという概念について否定をしているのではなく、多様性としての観点から2人以上のシグネチャーがあってもいいんじゃないかということです。
このような考えがありながらも特に実現することはありませんでした。しかしながら德渕皓要選手がyoyofactoryに加入したことで自分の考えが実現されるきっかけとなりました。

德渕選手にこの話を持ちかけたところ、德渕選手は快く引き受けてくれました。そこからダブルシグネチャーという企画が始まりました。

この企画が進んでいくなかでとあるチタンヨーヨーを渡されました。試しに使ってみると性能面でかなりの衝撃が走ったことを覚えています。今まで私はさまざまなチタンヨーヨーを使ってきたのですがあまりしっくりきませんでした。このヨーヨーは今までの私が使用してきたチタンモデルのなかでも常軌を逸したレベルで使いやすいと感じました。それがメタヴィティだったのです。
詳細を聞いてみたところこれはどうやら福袋に向けてSUS YOYO MECHANICSさんに「最高のチタンモデルを作ってくれ」という内容でできあがったモデルと聞きました。それと同時にウィルの幅、プラグマの直径であることも知り、かなり興奮したことを今でも覚えています。このことからダブルシグネチャーという企画とチタンモデルの企画が1つの企画となり進んでいきました。


 

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この記事を書いた人

リワインドのストアマネージャー(店長)。長年に渡り競技プレイヤーとして活躍し、2009・2010年全国大会1A部門では2年連続準優勝に輝く。ヨーヨーの腕前はもちろんのこと、大会のジャッジとしてもリーダー格として常に最前線で活躍中。チームファブリーズに所属。ヨーヨーパフォーマーNaotoの実兄でもある。三児の父!

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