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ヨーヨーファクトリー「マルコ」8月4日0時発売!

アジアチャンピオンPolo選手のシグネチャーモデル「マルコ」が本日24時(4日0時)に販売開始!非常に安価でありながらその性能を証明したマルコの新ロットがついに発売します!お見逃しなく!(ギャラクシーのみ到着が遅れています。来週中には入荷予定です)
http://www.yoyostorerewind.com/jp/marco.html



【受賞レビュー】ヨーヨーレビュー大賞2018

たくさんのご応募ありがとうございます!

【優秀賞】

コンフュージョン

KAMON
帰ってきたプロヨー! どこか懐かしく手に優しい引き戻し

サイズAベアリングを搭載した引き戻し機種、ということで最近の方は不安に思うかもしれませんが、戻りの良さに比べて格段にすべりがよいです。
サイズAはサイズC-より幅が広く、またそれほど狭めなくともしっかり戻ってくれるからです。
カドの丸いバタフライ形状は、戻ってきたときに手が痛くなく、馴れていないプレイヤーにも最適です。
初めてヨーヨーに触るけど金属製が欲しい、または20年前に「スプリット・ジ・アトム」ぐらいまでできていたけれど最新のヨーヨーの性能を知りたい、と言う人の入門としておすすめできるスペックです。

また、本機は90年代のメタルヨーヨーを知るプレイヤーにも懐かしさを感じていただけるでしょう。
この形状は、かつてヨーヨーファクトリー社長達が経営していたメーカー・プレイマックスの「コールドフュージョンGT」を意識していると思われます。この会社はダンカンに買収されたのですが、試しに「ドラゴンフライ(フレイムウイング)」をお持ちの方は比べてみてください。そっくりでしょう?
レスポンスこそコルクからシリコンに変化しましたが、サイズAの戻りと滑りを存分に活かしたセッティングは在りし日のプレイマックス、初期のヨーヨーファクトリーを思い起こさせます。
初期のフルメタル「グラインドマシーン」シリーズ(2やプラスチックではなく初期型)や、「ヴェロシティ」のご先祖様にあたる「FAST401」シリーズは、サイズAの良さを十二分に引き出したフルメタルヨーヨーでしたが、それらから小径ベアリングの回転力と心地よい戻り、そこそこの滑りを受け継ぎ、現代の技術で蘇ったといえます。

おすすめの遊び方は、90年代に流行したリジェネレーションコンボでしょう。クイックな戻りとスリープへの移行のしやすさは、「ブレインツイスター」からの「スキン・ザ・キャット」「リジェネレーション・オブ・スピン」を繰り返すだけで実感していただけるのではないかと思います。
初心者には遊びやすさを、上級者には手応えを。引き戻しメタルかくあるべしという理想の姿がここにあります。

レイザー

 

謎のトップヨー仮面
特にHプロファイルが好きな方にはおすすめです。

2017年以来、同社が扱っている素材といえばA7003が主流。久々のA6061製品ということで少し不安でしたが、TOPYOらしいしっかりとした作りのヨーヨーでした。

まずは見た目が素晴らしいです。カチッとシャープな印象のHプロファイルのボディ。個人的にHプロファイルは全体的な縦横比率と、ウイングの始まる部分の全幅に対する比率、その角度とそこから伸びる曲線がかなり重要ですが、この商品のそれは僕の理想とするフォルムにかなり近いです。
サイドフェイスに目を移すと、これまたシャープでサイバーな「RAISER]の白いロゴに、外側の細く円を描くステンレスリム。TOPYOで美しいサイドフェイスといえば、コロッサスシリーズなどに代表されるぬめるようなキラキラとしたスプラッシュカラーがその筋(約僕1人界隈)では有名ですが、最近ではこれや「フォトン」など、シンプルでありながら洗練されたセンスの商品も増えてきました。

持ってみると、まずはその軽さに驚かされます。A7003よりも比重の低いA6061ということで、TOPYOのモデルと思って手に取ると、かなり『軽い』印象です。しかしこんなに軽くて回転力は大丈夫なのかと思いつつ振ると、思った以上に安定性と粘りがあることに気付かされます。
理由としてはまずは形状です。リムは標準的な厚さなものの、しっかりと重さが外周に寄ったHプロファイル。次に薄くても本体の軽さゆえきちんと存在感のあるステンレスリム。最後にもう一つ秘密があります。一回ボディを分解し、中を見てみると分かります。
商品説明には特に記載はありませんが、商品写真を見ていただければお分かりのとおり、この商品には標準でチタンアクセルが搭載されているのです。

この3つの相乗効果により、回転力は実際かなりのもので、その軽さにもかかわらず、長めのトリックにも耐えながら、最後にはバッチリと手に戻ってきます。かといって鈍重な印象は無く、むしろその軽さゆえにスピードも乗せやすい。かなりの高次元でバランスの取れたヨーヨーとなっています。個人的にはどちらかというと1A向きかなとは思いますが、コントロール性やスピード重視なら3Aでもおすすめできます。
TOPYOの商品としては7000円ほどと他と比べるとやや高めな印象(このぐらいの価格で高めというのがそもそも驚くべきことですが)かもしれません。しかしそのデザインの格好良さ、バイメタル機ということ、チタンアクセルを標準搭載であるということ、なによりその性能を考えると、とてもおすすめしたくなる商品です。ぜひ一度手にとって見て下さい。

カオスドラゴン

オレンジ100
良くも悪くも“おもちゃ感”の強い楽しいヨーヨー

[基本性能]
純粋なラウンド形状ではなく、一段緩いステップがあります。
ボディが重くベアリングの回転もスムーズなのでとてもよく回りますが、姿勢安定性はそこまで良くないです。また少々重過ぎて動かしにくいです。
ハブスタックが大きく軸の精度も良いので、並みのハブスタック機種より回転の安定感があります。

[モーター駆動]
空転中でもスイッチを押すと再加速します。ヨーヨーの回転速度を認識してモーターの速度を調整しているのか、空転状態と加速状態が非常に滑らかに切り替わります。
モーターによる最大加速はそれなりのもので、慣れないと少しおっかないくらいの勢いですが、加速中でもボディを手で掴めば簡単に回転が止まるので安全です。ただこれをやると内部機構に負荷がかかるかもしれませんのでご注意を。
スイッチには少し固さがあるので、力加減を覚えればスイッチを押さずに普通のハブスタックとして掴めます。

[構造]
電源スイッチなどはありません。ボディのスイッチのある方にモーターと制御回路、反対側にバッテリーが入っていますので、ボディを左右にバラしておくと誤作動を避けられます。しかしアクセルが電気端子になっているので剥き出しでの放置はお勧めしません。埃や湿気は大敵です。
スイッチ側のリム外側には無数に溝が開けられていますが、これは回転に伴って空気を出入りさせ、内部を冷却するものと考えられます。ギャップ側のモーター付近には排熱用に小さな穴が開いています。穴の仕上げが滑らかなのでストリングが当たって磨耗しやすいということはないです。
キャップを留めているネジは表面のステッカーの下に隠れています。私の物はもともとステッカーが浮いていたので、試しに少し剥がしてスイッチ側のネジを3つ外してみましたが、それだけではキャップは外せませんでした。別の固定ピンがあるのか単にはめ込みが固いだけなのかわかりません。ギアのグリスメンテ等はできなさそうです。

[充電]
電池交換ではなく、充電式なのは良いですね。電池蓋の開け閉めが不要なので。
充電用のUSBケーブルが付属しますが、本体との接続ピンがUSB端子ではない専用品なので破損や紛失は厳禁です。本体側にマイクロUSBやType-C端子があれば良かったのですが。ケーブル側に充電のLEDインジケータがあるのですが、本体にもLEDが仕込んであるのでそちらを使えば十分だったのではないでしょうか。

[比較]
モーター駆動ヨーヨーのパイオニア(他にもあるかもしれませんが私は存じ上げません)であるハイパーインフィニティは、半永久的に回転することをコンセプトとしていました。そのため空転機構がなく、しかもヨーヨーの回転初速が速すぎるとモーター加速が追いつかずに止まってしまうというジレンマがありました。
一方、カオスドラゴンはその都度加速を与えるというコンセプトです。最も秀逸なのは、空転とモーター駆動を両立させた部分だと思います。その上で重量バランスを考慮し、ちゃんと使えるバインドヨーヨーに仕上がっています。

[総評]
ヨーヨーが高速回転する楽しさをお手軽に体験できます。ヨーヨーとしての存在意義を問われますが、投げなくてもストリングがなくても遊べます。でもそれが楽しい。逆にヨーヨー入門用・練習用としては向きません。重たくて操作しにくいからです。
ハンドスピナー的な玩具が欲しい人、ヨーヨー経験者で新たなプレースタイルや遊びを創出したい人、一風変わったヨーヨーを手に入れたい人にお勧めです。


今週の朝活 (7/30-8/3)