『リワインドのヨーヨー動画製作話』第1回:動画制作のきっかけとチャンネル登録者の話

皆様あけましておめでとうございます。
リワインド動画製作担当の城戸です。

2020年も動画製作がメインになることうけあいなのですが、同時にパフォーマンス等でも皆様の前に立つことがある予定です(さっそく1/4~5にヨドバシ梅田さんでジャパンヨーヨーツアーをやってきました)。そんなこんなでスタッフ一同、内でも外でもますます頑張っていきますので、どうか変わらずご愛顧ください。

YouTubeチャンネル登録者数=人口のバロメーター

さて、リワインドでは今や当然のごとくヨーヨーの動画を毎日のように公開しています。というか本当に100日間だけとはいえ年末は毎日更新してました。結論からいうと滅茶苦茶しんどかったですし、特に12月は日常業務の方もせわしなかったので人生史上一番師走ってたんですよ。それでもおかげで目標であったYouTubeチャンネル登録者数1万人は突破したので良しとしましょう。成果が出なかったら死ぬほど凹んでたことでしょう。

このチャンネル登録者数というのは、ほぼ国内の “ヨーヨー人口” を表しているつもりです。リワインドTVやイベントでは何度か言ってるんですが、まだまだ決してこの大きくない業界をもっと伸ばしてヨーヨーを広めていくために、僕らは “ヨーヨー人口” を増やすことが使命であり課題のひとつなんです。

良くも悪くも当店のYouTubeチャンネルというのはヨーヨー好きしか見ません。ヨーヨー好きの中にはヨーヨーを見るのが好きな人、遊ぶのが好きな人、競技会に出るのが好きな人、集めるのが好きな人、勝つために探求してる人、いろんな方がいるかと思いますが…とにかく最低でも僕らのチャンネル登録者数以上の人数はヨーヨーが好きなんだろうと考えられるワケですね。たぶん。

ヨーヨーと出会って、のめり込んで、YouTubeでヨーヨーの動画を探してチャンネル登録をする。なかなかハードル高くないですか?(高いとダメなんですけど)
そんなハードルを超えた人数が1万人いるというのが非常に心強うございます。

なので、たまーに僕らに「日本のヨーヨー人口ってどのくらいいるんですかね?」っていう質問がくるんですが、最近は自信を持って「少なくとも1万人はいます」って返事できるようになりました。大変ありがたいことです。

(動画製作の)始まりは突然に

そもそもリワインドで動画製作を始めたのは開店してすぐではなく、少し時間が経ってからでした。2010年3月に開店して、最初のビデオを作ったのが2011年5月だったので、1年以上経ってますね。

というのも、当時は開店作業でそれどころじゃなくて、会社設立からしばらくは深夜までの作業が割と当たり前でした(眠くなるまで仕事)。莫大な量の仕入れと慣れない作業に追われて、お店を成り立たせるので精一杯。お店を拡大するためにできることを探せるようになるのは随分先のことでした。

で、だんだんとYouTubeが一般的になってきたころ、ヨーヨーアーティストのNaotoさんが当時のオフィスに遊びにきまして、流れで「せっかくだからなんかNaotoでビデオ撮ろうか」ってなったのが始まりでした。ついでにその瞬間手が空いてて、なんとなく向いてそうっていう理由で選ばれたのが自分。なんて説得力のない選び方だ。そんな流れで出来上がったPVがこちら。

なんか初めて作った割には出来がいい(と思う)。
今でこそ自分でカメラも編集機材も用意して使っていますが、当時はこのとき用意されていたデジイチなんて触ったこともなくて「でかいカメラは高い=怖い」という先入観から、カメラは基本的にすべて三居さんにまかせっぱなし(カメラ自体も新しくて操作がたどたどしい画がちらほら)。僕はそこから受け取った素材でなんとか料理をまかされるという状態でした。絵コンテ無し、音楽無し、構成表無し、経験無し。それでこの完成度は逆に凄いぞ俺。

しかし編集ソフトはWindows7プリインストールのWindowsムービーメーカーで、これがフルHDの動画を読み込もうとすると3分に1回落ちる(PCスペックの問題もあったかも)。機能に制限がありすぎて何ができて何ができないかを把握するのにウルトラ時間がかかる。たぶん丸2日くらいかけた大工事だったはず。

それでも頑張って時間をかけたらなんとかなったのは本当に幸いでした。ここから徐々に事前に構成を用意することの大切さがわかっていくと同時に、突然素材が放り込まれて「これで料理作って」の状態がしばらく続くのですが、それはまた次回以降。

《おわり》

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この記事を書いた人

スタッフの中で最年少ながらも物怖じしない性格と、持ち前のガッツでがんばるリワインドのフロントマン。よく寝てよく食べる。2008・2009年ニューヨーク国際オープン1A部門優勝。2009年世界大会1A部門優勝。現在C3yoyodesignに所属し、シグネチャー「クラウン」「クラウン.st」発売中。

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