ヨーヨーファクトリーのグラインドマシーンや888xなどに搭載されている「ハブスタック」を取りはずす方法です。Zスタックの取りはずしも、このページを参考にしてください。
※このページは、ハブスタックが必ずはずれるということを保証するものではなく、また、はずすことを推奨するものではありません。あくまでどうしてもはずす必要がある場合など、やむを得ない非常時にご活用ください。
用意するもの
・ペンチなど、小物をはさむための工具
【写真1】ベアリングはずしにもハブスタックをつかむのもできるものがあると便利。これはさらにアクセルもはずすこともできる「小ねじプライヤー」 |
・(Zスタックを使用している場合)ペンチではなく、ストリング1本。使い古したものでOKです。
・ティッシュ
・傷ついてもよいエンピツ
使わないかもしれませんが、念のため用意しておきます。ベアリングリムーバーでも代用できます。
準備ができたら、いよいよ作業開始
1.ティッシュをスタックの上からかぶせ、ペンチではさむ
本体やスタックを傷つけないために、ティッシュを被せてから作業します。3枚~4枚くらいになるよう折りたたむと良いです。Zスタックを使用している機種の場合は、ペンチを使わないので、そのまま次へ進んでください。
【写真2:ジェネシス+ スローバック(ヨーヨーファクトリー)】ティッシュがない状態。この状態での作業はあまりオススメできない。 |
【写真3:ジェネシス+ スローバック(ヨーヨーファクトリー)】ティッシュがある状態。できればこの状態で作業するのが望ましい。工具でティッシュを突き破らないよう注意する。 |
2.ペンチでカタカタとゆらしながらスタックをはずす
【写真4:ジェネシス+ スローバック(ヨーヨーファクトリー)】 強くゆらすとペンチがすっぽ抜けることもあり、ボディをキズつけるだけでなく思わぬケガの原因となる。かならずゆっくり作業すること。 |
【写真5:ジェネシス+ スローバック(ヨーヨーファクトリー)】ボディとの間にスキマのある機種であれば、このようにストリングをひっかけて取ることも可能。Oリングがどこかへ飛んでしまわないよう注意。 |
【写真6:G5 2010(ヨーヨーファクトリー)】Zスタックも、ストリングを一重ひっかけてはずす。こちらもスタックがはずれたときにOリングが飛んでしまわないよう注意する。 |
Zスタックのはずし方は、こちらのビデオも参考にしてください。ビデオのように、手で覆いながらはずすと、スタックがどこかへ飛んでいってしまうことがなく、ラクです。
3.Oリングとベアリングをはずす
Oリングさえ取ってしまえば、ベアリングはそのまま手で取れます。前の工程でスタックとベアリングが一緒に取れてしまった場合は、次へ進んでください。
【写真7:ジェネシス+ スローバック(ヨーヨーファクトリー)】指で取れない場合は、ピンセットやつまようじを使う。ここでもボディを傷つけないよう注意する。 |
4.ハブスタックにベアリングがひっついてきたときは、押し出して取る
この場合Oリングはもうはずれているはずなので、そのままケースなどに入れ保管しておくと良いでしょう。細かいパーツなので、ちょっと目を離したスキに無くなっているということもあるので、大切に扱いましょう。ベアリングは、キズついてもよいエンピツやベアリングリムーバーなどで押してはずすのがオススメ。
【写真8:ベアリングリムーバー(ヨーヨーファクトリー)】リムーバーの本来の使用用途ではないが、こういう使い方もあり。いつも指でおさえている方からリムーバーを差し込む。 |
ハブスタック(Zスタック)の取りつけ方
組み直すときは、ベアリング→Oリング→スタックの順で取りつけます。Oリングは細くちぎれやすいので、慎重にはめましょう。
【写真9:ジェネシス+ スローバック(ヨーヨーファクトリー)】組み立てたあと、ちゃんとスタックが回るかチェックすること。 |
ビデオで見てみよう
ヨーヨーファクトリーからハブスタックの取りはずし方を解説しているビデオが公開されていますので、参考にどうぞ。(全編英語)
画鋲の取り扱いには十分ご注意ください。