ループ720の商品ページに記載されております高田柊氏のメンテナンスの動画について、ベアリングは脱脂後(ドライ)の状態で良いと紹介されておりました
ですがルーピングと言えばベアリングにオイルを添加して戻りの強さを調整する物といったイメージもあり、それではスペーサーでギャップを調整して戻りの強さを変える意味があるのか…?と疑問に思ってしまいます
現在、ループ720とイニシエーターを持っておりそのどちらもドライの状態で問題なくインサイドループができるためそのまま使っておりますが、ルーピングオイルはより上級向けの技に挑戦する際の細かな戻りの調整に使われるのでしょうか、ご教示いただけますと幸いです。
ルーピング機種のオイルについて
- 城戸慎也 (REWIND)
- 管理人
- 記事: 2278
- 登録日時: 2013年2月07日(木) 16:48
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Re: ルーピング機種のオイルについて
戻りには厳密には2種類あり、レスポンスによる戻りと、ベアリングのオイルによる戻りがあります。これは近年ではルーピングヨーヨー独自の要素となっております。
どちらもヨーヨーを引っ張ったときの戻りやすさに影響するのですが、レスポンスによる戻りは、戻ってきたヨーヨーをキャッチをせず、手首を回して返す際の挙動にも強く影響します。
つまりループやホップなど、ルーピングのやりやすさに直結します。
ベアリングのオイルによる戻りは、引っ張ったときの戻りやすさには影響しやすく、返す際の挙動には影響が少ないです。影響がゼロというわけではありませんが、レスポンスでの調整よりは少なくなります。
返す瞬間はやりやすくても、思い通りのタイミングで戻ってこない(ストリングが伸びた瞬間にスリープし過ぎてしまう)のでやりにくい、といった場合にオイルで調整します。
また、「レスポンスによる戻りをこれ以上強くすると、ストリングが挟まれすぎてスリープが急激に短くなってしまう」といった場合にも用います。
高田柊氏のメンテナンスでは、できる限り手軽さと再現性の高いメンテナンスとして紹介されているものと思われます。
個体差や使用度合いによる劣化によってヨーヨーの感触が変わったり、トリックの種類や好みに応じて、スペーサーを変えるだけでなく、オイルを用いることで調整する、というイメージです。
どちらもヨーヨーを引っ張ったときの戻りやすさに影響するのですが、レスポンスによる戻りは、戻ってきたヨーヨーをキャッチをせず、手首を回して返す際の挙動にも強く影響します。
つまりループやホップなど、ルーピングのやりやすさに直結します。
ベアリングのオイルによる戻りは、引っ張ったときの戻りやすさには影響しやすく、返す際の挙動には影響が少ないです。影響がゼロというわけではありませんが、レスポンスでの調整よりは少なくなります。
返す瞬間はやりやすくても、思い通りのタイミングで戻ってこない(ストリングが伸びた瞬間にスリープし過ぎてしまう)のでやりにくい、といった場合にオイルで調整します。
また、「レスポンスによる戻りをこれ以上強くすると、ストリングが挟まれすぎてスリープが急激に短くなってしまう」といった場合にも用います。
高田柊氏のメンテナンスでは、できる限り手軽さと再現性の高いメンテナンスとして紹介されているものと思われます。
個体差や使用度合いによる劣化によってヨーヨーの感触が変わったり、トリックの種類や好みに応じて、スペーサーを変えるだけでなく、オイルを用いることで調整する、というイメージです。
リワインドのスタッフです。当フォーラムの管理・運営を行っております。
http://www.yoyostorerewind.com/jp/
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Re: ルーピング機種のオイルについて
ご返信ありがとうございます。
一概に「戻り」と言っても影響するタイミングが異なってくるのですね。
確かにドライの状態は返す動作が機敏でやりやすいのですが、それなりの勢いで返してもわずかに空転する感覚があったのでオイルの添付を試してみようかと思います。
一概に「戻り」と言っても影響するタイミングが異なってくるのですね。
確かにドライの状態は返す動作が機敏でやりやすいのですが、それなりの勢いで返してもわずかに空転する感覚があったのでオイルの添付を試してみようかと思います。