ワンドロップファンの遊帝です。
ワンドロップのヨーヨーの魅力を語らせてもらえそうなので、長文になると思いますがどうか引かないでください。
1)ワンドロップの魅力
・カラーバリエーションが豊富!
基本的にワンドロップのヨーヨーはカラーバリエーションが多く、スプラッシュ・ソリッド共に多数展開されています。
全色コンプしようと思ったら財布を吹き飛ばす覚悟が必要な場合が多いですが、自分に刺さるカラーが一つは見つかるはずです。
・滑らかな回転!
良い感じの言葉で褒めてみましたが、ぶっちゃけワンドロップのヨーヨーは
思ったより回らないの一言に尽きます。
もちろん回転力を求めた設計のヨーヨーもあり、そこそこ回るじゃんってヨーヨーもありますがあくまでもそこそこ。
パワーの強さよりも滑らかで柔らかいフィーリングを重視したヨーヨーがかなり多くあります。
ワンドロップ製のレスポンスパッド、
フローグルーヴパッドはサイズこそスリムサイズ互換なものの少し分厚くてかなり柔らかい素材なので、このパッドもフィーリングの柔らかさに一役買っていると思います。
純ワンドロップ製のラインナップに回転力強化の鉄板であるバイメタル構造のヨーヨーが存在しないことがそのスタンスを物語っています。
規模の大きい大会において上位勢にワンドロップ機種の使用者はそう多くないというのもわかりやすいですね。
あと、ワンドロップファンのコアな楽しみ方として「強回転のサポートを受けずにいかに精密にヨーヨーを操作するか」という一種の縛りプレイのような楽しみ方をする層が一定数居ます。
・一風変わったヨーヨーが多い!
幅と直径が全く同じサイズの立方体系(?)ヨーヨー、
1 to 1
極端なフラットリム形状なのに回転力は強くない
ファットタイヤ
幅が狭く引き戻しのメタル版ステルスレイダー、
ディープステート
など、極端な設計のヨーヨーが非常に豊富です。
そのどれもが極端な見た目に反して思ったよりも使い易いというギャップもまたワンドロップらしさの一つです。
・サイドエフェクト機構搭載機種が豊富!
これはワンドロップを人に勧める上で一番アピールしやすい部分です。
サイドエフェクトという軸パーツとヨーヨー本体が分かれる構造になっているため、度重なる開閉により軸ナメを起こしてしまっても1200円程度のパーツを交換するだけでまた十全にヨーヨーとして使うことができるようになります。
さらに落下などで変形して左右のヨーヨーに重心のブレが起こってもサイドエフェクトをはめる角度を調整することでブレの少ない位置を探して抑えることができます。
またドームやスパイク、ウルトラライトなど形状のバリエーションも豊富でそれぞれが重量等に差をつけているため自分好みのフィーリング・見た目にカスタムできる楽しみがあります。
マークモントやレゴなど単体での販売が終わってしまっている種類も、初期搭載されているヨーヨーを買えば手に入ります。
自分は
この世の全てのヨーヨーにサイドエフェクト機構が搭載されて欲しいと思っています。そのくらい秀逸な機構です。
・箱のデザインが素敵!
箱のデザインというか箱に貼ってある機種ごとのシールなんですが、どれも凝ったアートワークで集めたくなります。
箱だけを飾っておいてもコレクション感が強いですし、自分はシールを箱から剥がしてスマホの裏に貼っています。(上から透明ケースで保護しています)
この凝ったアートワークがありながらもヨーヨー本体にはほとんどアートワークが描かれていることが無く、あったとしてもワンポイントだったりというシンプルさも魅力です。
・スポンサードチームのメンバーがヤバい!
ワンドロップにもプレイヤーのチームがあり、先ほど上位勢が少ないと書きましたが大会で結果を残している選手も多数在籍しています。
かつてカリスマ的プレイヤーとして名を馳せたマーク・モントゴメリー氏などレジェンドクラスのプレイヤーもいます。
傾向としてはコンテスタントプレイヤーよりもトリックメイカーなどの方が多いイメージが強いですね。
ビデオクリップもオシャレかつカッコイイトリックがたくさん公開されていて、シーンへの影響力もあります。
2)ワンドロップらしいヨーヨー
現在在庫ありのヨーヨーですと上記の
1 to 1
在庫なしのものですと
カスケード
あたりでしょうか。
個人的にはラウンド、ステップラウンド形状のヨーヨーが特に秀逸なフィーリングをしていると思います。
あとは
テラリアンに対する
レジェンダリーテラリアン、
クンタッシュに対する
クンタッシュ5000QVなど素材違いでさらに攻めた設計にするものもあります。
そしてベンチマークシリーズは重量、幅、直径を同一にして形状・重量配分による差でどのようにフィーリングが変化するのかを振り比べるというコンセプトのラインも代表的です。