荒牧店長のバースデーキャンペーンにて2つセットになっているヨーヨーを購入させて頂いて気づいた疑問なのですが、
1Aに関しては様々なベアリングが初期搭載されていますが、3Aや5Aを前提に製作された機種にはほとんどが
フラットベアリングが初期搭載されているように感じます。使用にあたっての都合なのでしょうが、触れて来てないので
イマイチその理由がわかっていません。
そこで、3A、5Aでのオススメのベアリング形状があるのなら、是非教えて頂けないでしょうか?
あと、曲面加工、セントラを3A、5Aで使用する時のメリット、デメリットも提示していただけると、うれしいです。
皆様、なにかご存知でしたら助言よろしくお願いします。
ベアリングについての質問(部門ごとの違い等
- 城戸慎也 (REWIND)
- 管理人
- 記事: 2413
- 登録日時: 2013年2月07日(木) 16:48
- お住まい: 愛知
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Re: ベアリングについての質問(部門ごとの違い等
【フラットとコンケイブ形状(曲面加工系)のベアリングのメリットとデメリット】
■フラット
・比較的安価である
・ストリングが一箇所に集まらないためスベリが良くなりやすい
・レスポンスにふれやすいため戻りが良くなりやすい
・レスポンスにふれやすいためスリープが消耗しやすい
■コンケイブ形状(曲面加工)
・1スリープ中のフィーリングが一定になりやすい
・ストリングがレスポンスにふれにくくなるためスリープが伸びやすい
・ストリングが一箇所に集まるためスベリが悪くなりやすい
・フラットと比べると高価なものが多い
構造上は、これらの中間がセンタートラックベアリングにあたります。
極端に分けるならば「フラットは戻りが強く、コンケイブ形状はスリープが長い」と分類できます。
【3A・5A用のモデルに装着されているベアリング】
1A・3A・5A用、いわゆるストリングトリック用モデルのほとんどは、近年はコンケイブ形状のベアリングまたはセンタートラックベアリングを搭載しています。
これはトリックの高難易度化に伴い、より長いスリープが求められるようになったからと思われます。
荒牧店長のシグネチャーモデルであるナイトムーブス6がフラットベアリングを装着しているのは、シグネチャーモデルであるがゆえの「好み」が反映されている部分であり、現在では少数なケースです。
フラットベアリングのメリットの一つである「戻りが強い」という点が、とくに3A・5Aのビギナーの方に優しいのもポイントです。
利き手と逆の手、またはウェイトを持った状態でスローしなければいけないため、始めのうちは強い回転をかけられないということも珍しくありません。
その時、戻りが強いヨーヨーであれば、逆の手で戻すことも、ウェイトを持ったまま戻すことも若干容易になります。
そして競技会での使用率が高いハイクラスなフルメタルヨーヨーになるにつれ、コンケイブ形状のものやセンタートラックベアリングを搭載したものが増えてきます。
3A部門の世界チャンピオンである木村健太郎氏がオーナーのターニングポイントのラインナップは、ほとんどがセンタートラックベアリングを搭載しています。
そのターニングポイントとのコラボレーションモデルとして先日発売された、ヨーヨーファクトリーのサイボーグも同様です。
また、今年度全国大会3A部門優勝のミウラハジメ選手が使用していたサムシングのスーパーフライリミックス7075は、曲面加工ベアリングです。
■フラット
・比較的安価である
・ストリングが一箇所に集まらないためスベリが良くなりやすい
・レスポンスにふれやすいため戻りが良くなりやすい
・レスポンスにふれやすいためスリープが消耗しやすい
■コンケイブ形状(曲面加工)
・1スリープ中のフィーリングが一定になりやすい
・ストリングがレスポンスにふれにくくなるためスリープが伸びやすい
・ストリングが一箇所に集まるためスベリが悪くなりやすい
・フラットと比べると高価なものが多い
構造上は、これらの中間がセンタートラックベアリングにあたります。
極端に分けるならば「フラットは戻りが強く、コンケイブ形状はスリープが長い」と分類できます。
【3A・5A用のモデルに装着されているベアリング】
1A・3A・5A用、いわゆるストリングトリック用モデルのほとんどは、近年はコンケイブ形状のベアリングまたはセンタートラックベアリングを搭載しています。
これはトリックの高難易度化に伴い、より長いスリープが求められるようになったからと思われます。
荒牧店長のシグネチャーモデルであるナイトムーブス6がフラットベアリングを装着しているのは、シグネチャーモデルであるがゆえの「好み」が反映されている部分であり、現在では少数なケースです。
フラットベアリングのメリットの一つである「戻りが強い」という点が、とくに3A・5Aのビギナーの方に優しいのもポイントです。
利き手と逆の手、またはウェイトを持った状態でスローしなければいけないため、始めのうちは強い回転をかけられないということも珍しくありません。
その時、戻りが強いヨーヨーであれば、逆の手で戻すことも、ウェイトを持ったまま戻すことも若干容易になります。
そして競技会での使用率が高いハイクラスなフルメタルヨーヨーになるにつれ、コンケイブ形状のものやセンタートラックベアリングを搭載したものが増えてきます。
3A部門の世界チャンピオンである木村健太郎氏がオーナーのターニングポイントのラインナップは、ほとんどがセンタートラックベアリングを搭載しています。
そのターニングポイントとのコラボレーションモデルとして先日発売された、ヨーヨーファクトリーのサイボーグも同様です。
また、今年度全国大会3A部門優勝のミウラハジメ選手が使用していたサムシングのスーパーフライリミックス7075は、曲面加工ベアリングです。
リワインドのスタッフです。当フォーラムの管理・運営を行っております。
http://www.yoyostorerewind.com/jp/
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Re: ベアリングについての質問(部門ごとの違い等
なるほど・・・ある程度慣れるまではフラットベアリングの方がいろいろと都合がいいようですね。
好みとか癖を省くと最終的にはコンケイブやセントラを搭載するのもなんとなく理解できた感じです。
色々と回答、解説ありがとうございました。
3Aやる前に自分は逆手での扱いに慣れるのが先決だというのもわかりましたね・・・精進しないとなぁ・・・
好みとか癖を省くと最終的にはコンケイブやセントラを搭載するのもなんとなく理解できた感じです。
色々と回答、解説ありがとうございました。
3Aやる前に自分は逆手での扱いに慣れるのが先決だというのもわかりましたね・・・精進しないとなぁ・・・