CLYW「アキタ」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#053】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

第53回はCLYWのアキタです。

秋田犬がモチーフになっている、CLYWの「アキタ」。秋田犬のかわいらしいロゴはピンバッジにもなって付属している。(ちなみに、1stロットと2ndロットで色が違う!)そんなアキタは、CLYWのスポンサードメンバーMark Mangarin選手のシグネチャーモデル。日本でのMark選手の知名度はそこまで高くないが、何年も前からCLYWに所属していて現在はSCALESのメンバーとしても活躍している技巧派だ。念願のシグネチャーモデルはMark選手以外のCLYWメンバーも使用する秀作となった。

アキタはバイメタル版マナティーとも言われるほど形状が近い。特に横幅48mmというワイドなところは両者の大きな特徴だが、フィーリングは大きく異なる。インナーリムウェイトを搭載したことでアキタの方が格段にパワーを得て、しっかりとバイメタルの恩恵を受けたヨーヨーとなっている。また、アキタの直径は55.10mm、マナティーの直径は54.60mmと、わずかにアキタの方が大きいが、個人的にはもっと大きく感じる。それもリムウェイトが付いていることによって力の伝わり方が変化しているのが所以かもしれない。

マナティーのパワー不足が不満だった人も、アキタはきっと気に入るだろう。先ほども書いた通りフィーリングは全く別物のヨーヨーで、操作感は殺さずに回転力もスリープの伸びも何もかもがアップグレードされており、最近のCLYWのラインナップの中でも特にオススメな戦える機種だ。勇ましい秋田犬だ。しかしガチガチのバイメタルという感じでもなく、やわらかさを残しているあたりが魅力。これまでに出たイグルーゴージコディアックと言ったCLYWのインナーリムバイメタルと比較しても、どれとも違う個性がある。気軽にも使えるし、実戦投入の選択肢にも入る。注目して欲しいヨーヨーのひとつだ。


ヨーヨーファクトリー「プラグマ」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#052】

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第52回はヨーヨーファクトリーのプラグマです。

ヨーヨーファクトリー「シンギュラリティ」に続く羽角伊弦選手のシグネチャーモデル第2作目の「プラグマ」は、前作とうって変わってズシリと重さを感じる重量感のあるヨーヨーとなっている。Theバイメタルヨーヨー!と言わんばかりの強靭な回転力を持ち、横揺れにも耐える抜群の安定感、そしてワンスローでどこまででもコンボを繋げられるようなスリープ力を兼ね備えている。

スペックだけ見る限りシンギュラリティと相反するようではあるが、両機種に共通するのはボディとリムの隙間に空間がある中空構造になっている点。この隙間があるからなのか、プラグマも重量の割にスピードに乗せやすく、意外にもスムーズな動きをしてくれる。シンギュラリティで「走りすぎ」てしまうと感じる人にとっては、プラグマは程よくスピードに乗り、止める所ではピタッと止まってくれるような感じなので、プラグマの不思議な重量バランスは新鮮に感じるかもしれない。

シンギュラリティの上位互換ではなく、プラグマはまったく別の進化を遂げていると言える。パワーに関しては他のあらゆるヨーヨーをも凌ぐほど優れている。ステンレスリムの占める割合が増えている分、振った瞬間に伝わって来るフィーリングはとても力強く、FATでいながらエレガント。最近、リワインド渋谷店でやるようになったワンスローコンテストなんかではダントツでそのパフォーマンスを発揮してくれるだろう。もちろん、もっと大きな大会、それこそ世界大会でも、プラグマは頼もしい武器となるはずだ。


iYoYo「パッション」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#051】

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第51回はiYoYoのパッションです。

iYoYoの新作「パッション」は、子供の手にも収まるやや小さめボディのビギナー向けフルメタルヨーヨー。ビギナー向けと言うだけあって初期設定が引き戻し仕様となっている。付属の長いアクセルとベアリングに換装するだけでバインド仕様にもできる。ヨーヨーファクトリーで言うところの「DV888」のようなモデルだと思ってもらうと解りやすいかもしれない。価格もメタルヨーとしては安いし、何より付属のベアリングは単品で購入すると1,690円のピクセルベアリングなのでとてもお買い得だ。

直径53.15mm・幅39.82mmというミドルサイズの本体は個人的に好みなサイズ感で、重量は重すぎず軽すぎず(人によっては若干重いと感じるかも)、地に足が着いているようなしっかりとした重量感。形状はiYoYoお得意のHプロファイルだが、外周が丸いせいかラウンド形状のヨーヨーが好きな人でも馴染めると思う。手に持った時も、振っている時も、「これ良いな」と思える不思議な魅力があり、その「良さ」を一言で表すのは難しいが、直観的に感じられるバランスの良さが要因かもしれない。

主にバインド仕様にした時の使用感になるが、商品ページにも書いている通り「詰まってる」感触というのが大きな特徴で、小柄ながらも骨太な感じのする力強さが頼もしく、パッションというヨーヨーを形成する様々なファクターがギュッと詰まっている。「詰まってる」とだけ書くと、もっさりとしたヨーヨーなのかな?という印象を与えかねないが、意外にも動かしやすく、きびきびとした挙動で小回りの効く操作感が心地良い。こういうヨーヨーが一つあると出来るトリックの幅も広がるので、これくらいのサイズのヨーヨーを持っていない人やiYoYoに触れたことのない人にもオススメしたい一品。


ヨーヨーファクトリー「カリフォルニア」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#050】

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第50回はヨーヨーファクトリー のカリフォルニアです。

カリフォルニア。アメリカの州の名前がそのまま付けられたこのヨーヨーは、さかのぼること11年前の2008年に初めてリリースされた。ヨーヨーファクトリーのレッドアラートシリーズ(というシリーズ名を覚えている人は10年選手!)のヨーヨーとして誕生し、F.A.S.T.401kの形状(エッジ辺りはラウンドで、そこから外周に向けてはストレートな形状)と888のハブスタックを融合させたような感じだった。その後2010年には「カリフォルニア2010」として生まれ変わり、完全なるラウンド形状でハブスタックは廃された。

そして2019年。9年ぶりのリニューアルとなる新生カリフォルニアは、過去の2つとはまるで違う形状となって帰ってきた。唯一同じなのはカリフォルニアのロサンゼルスにありそうなヤシの木のアートワーク。温暖で心地よい風が通り抜ける中でスケートする人々やアメ車の行き交うビーチ沿いの通り…そんなステレオタイプなカリフォルニアを連想するのは僕だけでしょうか。話は逸れたけど、そんなカリフォルニアの空気をシンプルなデザインと直球なネーミングに詰め込んだヨーヨーは、グッとくる人には突き刺さる懐かしさと、少しだけ今っぽさを散りばめた雰囲気が共存する。

さてさて、肝心の使用感だが、個人的には「思ってたよりずっと良かった。星4つ!」というところ。パッと見からして競技向けでないことは予想通りだが、なかなかどうして使いやすい。先ほど「懐かしさ」と書いたが、過去のカリフォルニはを知らない人にとっては、むしろ最近のヨーヨーにはない新しいフィーリングに感じるのではないかと思う。ハイフォールでラウンド形状っぽい感覚ではあるけど、かと言って古臭さくもなく、何も考えずに使って楽しめるヨーヨーだ。価格もメタルヨーヨーとしては安価で、「こういうヨーヨー1個は持ってても良いな」と、ついつい買ってしまいそうになる。(というか、個人的に買った!)皆さんもぜひ1個手にしてカリフォルニアの風を感じてほしい。


キティストリング(Kストリング)【ピックアップアイテムFROM渋谷店#049】

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第49回はヨーヨー本体ではなく、キティストリング(Kストリング)です。

「みんなが使ってるストリング」と言っても過言ではないキティストリング、通称Kストリング(以下Kスト)。オーナーのヒロコバ氏のニックネーム「ヒロキティー」が由来となっていて、Kitty(猫)をモチーフにしたロゴやパッケージデザインを見たことある人も多いはず。昨今は他社が様々なストリングを開発し選択肢も増えてきたが、それでもまだまだ世界中のプレイヤーの使用率ナンバーワンだろう。CLYWやC3ヨーヨーデザインなど、ヨーヨーブランドが付属のストリングにKストを採用していることからも、キティストリングが信頼感のあるストリングブランドであることがうかがえる。

個人的に初めてKストを使ったのは、10年以上前だった。ダンカンクルー(現チームダンカン)でフィリピンチャンピオンだったクリス・マキタ氏が、「フィリピンの友人がストリングを作っている」と言ってわけてくれたのが最初だった。それまでノンブランドのストリングが主流だったが、Kストの評判が口コミで広がり、トップ選手も大会で使用したことで一気に有名になっていった。「ストリング選ぶならKスト!」と言われるほど、プレイヤーの間に浸透していった。ちなみに、「Kストリング」という愛称は日本だけで呼ばれている。

十数年の間に成長していったKストは、常にプレイヤーからのフィードバックを集め、改良を重ねて様々な種類をリリースしてきた。色・素材・太さ・長さなどを選べるようになり、細かいセッティングに対応できるようになった。過去にはグロウ(蓄光)なんかもあった。最近ではFISTSALUDの別注でルーピング用のストリングも登場。リワインド限定のスターターパックもあるので、最初にお試しで買ってみるのもオススメ。ヨーヨー本体・パッド・そしてストリングの組み合わせは何通りもあって、プレイヤーの好みに応じたセッティングが見つかった瞬間の「化け方」は、感動すら覚えるほどヨーヨーの性能を大幅に高めてくれる。きっとあなたに合うストリングも見つかるはず。