CLYW「ピックアックス」【ピックアップアイテムFROM渋谷店#024】

こんにちは、リワインド渋谷店スタッフのアルです!

『ピックアップアイテムFROM渋谷店』

第24回はCLYWのピックアックスです。

つるはしが2個クロスされたCLYWのロゴ。ヨーヨー好きな皆さんなら一度は目にしたことがあるはず。クロスした間にCLYWと書かれていたり、いなかったりで、ブランド名は書かれなくても最後まで残るほどシンボリックなつるはし。英語にするとピックアックス(Pickaxe)。ピックアックスロゴのTシャツ帽子もあった。その名前を堂々冠したヨーヨーが、本作「ピックアックス」だ。CLYWの新定番といって過言ではないかもしれない。

そんなピックアックスを語る上で重要なヨーヨーが、同社の「チーフ」だ。ここ1〜2年くらいの間にヨーヨーを始めた方は知らないかもしれないが、元々チーフが長らくCLYWのフラッグシップモデルの座に着いていた。フルサイズで誰にでも扱いやすく、出る度に人気のカラーは即完売状態。CLYW好きならば1個は持っていたい、そう思えるヨーヨーであった。少し厚めのバンプ、微妙にHプロファイル気味なステップラウンド形状、フェイス側のダブルリム構造…。それらを踏襲しながら小型化したのがピックアックスなので、ピックアックスは「ミドルサイズ版チーフ」と言える。

2018年に突如としてリリースされたピックアックスは、チーフという名機をベースに作られたという前情報だけでハードルは上がり、CLYW好きな人たちの間では期待されていた。結果的には、チーフらしさ、ひいてはCLYWらしさを引き継ぎながらも、これまでのCLYWには無かったヨーヨーに仕上がり、期待に応えてくれたと思う。小ぶりで重量感のある本体に、操作性の良さ。形状や重量配分によって生み出されるソフトで気持ち良いフィーリング。ミドル・アンダーサイズ好きな方にはぜひ手にとってもらいたいヨーヨーだ。昔のCLYWが好きな方も、最近のCLYWが好きな方も満足してもらえると思う。

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この記事を書いた人

1997年のハイパーヨーヨーブーム初期からヨーヨーを続け、幅広い交友関係を持つ。ヨーヨーコレクター。元チームヨーヨージャムメンバー。2003年世界大会3A部門準優勝。上野ヨーヨー練習会主催者。音楽と散歩が好きでのほほんとした性格だが、一人でふらっとどこへでも、神出鬼没に日本各地や海外にも出向く行動派。あだ名は「アル」もしくは「アルちゅん」。

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