木製軸のメンテナンス

木製軸のヨーヨーの、メンテナンス方法です。
木製軸をとりかえ、新品のときのような使いやすさを取り戻します。
ヨーヨーの中央にある、木製のパーツをまるごと交換します。木製軸(ウッドアクセル)は、使っていると中央がツルツルになって、だんだんと手に戻ってこなくなります。そんな時は、新しい木製軸に交換する合図です。

※現代のヨーヨーは安価で高性能な金属ボールベアリング搭載ヨーヨーも多数販売されています。
木製軸はメンテナンス、独特の使用感、性能などの面から見ても、木製軸に理解のある中級者~上級者向けです。
特に、初級者のヨーヨーのプレイやトリックの習得には適していません。

※木製軸は生産が終了しているため、交換用の木製軸を入手するのが困難です。

■用意するもの

・各ヨーヨーに対応する木製軸(現在生産終了しているため、入手は困難です)

■本当にメンテナンスが必要か確認しよう!

木製軸のヨーヨーは、ヨリが弱いと極端に使いにくくなります。使っているうちに、ストリングのヨリがゆるくなって、手に戻ってこなくなってきているだけかもしれません。一度ヨーヨーを指からはずし、ストリングをぷらーんと垂らして、ヨリをキレイに戻してみましょう。この状態で使いにくかったら、ヨリを少し強くして、もう一度使ってみましょう。それでも手に戻ってこなくなったら、次のメンテナンスに進みましょう。

0.ストリングをはずし、ボディを分解します

ネジ式なので、ねじればすぐとれます。
ヨーヨーを落としてキズをつけないよう、つくえの上でゆっくりやりましょう。

【写真1:ウッドバレット(ハイパーヨーヨー)】分解中したときの写真。軸が反対側のボディについていることもあるが、問題はないので、次へ進もう。

1.木製軸をはずします

すんなりと引っこ抜けない場合は、回しながらだと取れます。
はずしたあと、木くずがあるときは、軽くティッシュで拭いてあげましょう。
めん棒があると便利です。

【写真3:ウッドバレット(ハイパーヨーヨー)】無理矢理引っこ抜いて、軸のギザギザで、ケガをしないように注意。すぐに抜けないときは、回しながら、焦らずゆっくりはずそう。


【写真4:ウッドバレット(ハイパーヨーヨー)】木くずが残っていたら、ていねいに拭いてあげよう。木くずを残したままにすると、うまく回転しないかも。キレイな場合は、何もしなくて大丈夫。

2.新しい木製軸をつけます

すんなりとはまらない場合は、ネジのように回しながら取りつけましょう。


【写真5:ウッドバレット(ハイパーヨーヨー)】うまくはまらないときは、ネジのように回しながら取り付けよう。取り付けたら、写真のように軽く抑えて、奥まではめこもう。

3.ボディを組み立てて、…まだ完成ではありません

木製軸は、ここからがポイント。このままでも使えますが、いますぐに木製軸の最高のポテンシャルを発揮させたい方は、このまま次へ進んでください。


【写真6:ウッドバレット(ハイパーヨーヨー)】ふつうに組み立てればOK。木製軸のメンテナンスは、ここからが本番。

4.ストリングを1本用意する

使い古したストリングでOK。

5.ストリングを巻きつける

できればフィンガーホールの近くで、くるっと巻きつけます。巻きつけた後、かならずグッと引っぱっておきます。


【写真7:ウッドバレット(ハイパーヨーヨー)】巻きつける直前の写真。


【写真8:ウッドバレット(ハイパーヨーヨー)】巻きつけたら、軽くグッとストリングを引っぱっておく。


【写真9:ウッドバレット(ハイパーヨーヨー)】このように巻きついていれば成功。見えるかな?

6.ストリングを引っこ抜く、これを5回~10回ほど繰り返す

巻きつけたら、ヨーヨーを左手でグッと持って、ストリングを引っこ抜きます。こうすることで、木製軸の表面がキレイになり、新品の状態よりスリープが長くなります。
あまりやりすぎると、ベアリングの表面がツルツルになってしまい、手に戻ってこなくなってしまいます。やりすぎないよう注意しましょう。


【写真10:ウッドバレット(ハイパーヨーヨー)】ヨーヨーをつかみ、ストリングを引っこ抜く。


【写真11:ウッドバレット(ハイパーヨーヨー)】最後まで一気に引き抜こう。勢いよく引き抜いたとき、手が周りのものに当たらないよう注意。

よくわからないという方は、下のビデオを参考にしてください。
ストリングを巻きつけて、引っこ抜くところを実践しています。

7.完成!

新品のストリングを取り付けて、完成です。

【写真12:ウッドバレット(ハイパーヨーヨー)】メンテナンスをし、新品のストリングにつけかえれば、買ったときの使いやすさが戻ってくる。

■こうすればまだ使えるかも?

ストリングを、ビデオのように二重にひっかけてみてください。こうすることで、木製軸への締め付けが強くなり、戻りが復活するかもしれません。二重巻きにしても戻りが復活しない場合は、木製軸の寿命と考えてよいでしょう。