ストリングのヨリ調整

ヨーヨーのストリング(ヒモ)。当然なくてはならないものですが、実は使う上でとっても大事なことがあるんです。
それは「ヨリの強さに気をつけよう!」ということ。

 

そもそもストリングの「ヨリ」とは?

ヨーヨーのストリングというのは、かならずこのようにネジれて出来ています。このねじれのことを「ヨリ」漢字では撚り・縒りと書きます。このヨリが強すぎたり弱すぎたりすると、ヨーヨーの性能にも影響が出ます。


【写真1:ストリング (タイプ6:50/50)】このネジれのことを「ヨリ」という。このヨリが強すぎたり弱すぎたりすると、ヨーヨーの使用感などに影響が出る。

 

ヨリが強すぎたり、弱すぎたりすると……?

ヨリが強すぎるときに一番困るのが、ヨーヨーがやりにくくなるということ。ヨリが強すぎると、ヨーヨーの中で突然ストリングが絡まったりして、ケガの原因にもなります。
弱すぎても、強すぎのときと同じように絡みやすくなりますし、プレイ中にヨーヨーが外れる原因にもなったりしてキケンです。


【写真2: アンリーシュト(ヨーヨージャム)】「ヨリが弱い」というのはこんな感じ。これ以上弱くなると、プレイ中に突然ストリングがヨーヨーからはずれてしまうことがある。

【写真3:アンリーシュト(ヨーヨージャム)】これが「ヨリが強い」状態。弱い時と同じでトリック中に絡みやすく、このまま使い続けるのはオススメできない。

 

固定軸のヨーヨーはヨリが重要!

ヨーヨーというのは、ヨリが弱いとスリープがしやすくなり、ストリングトリックがやりやすくなります。逆に、強いとスリープがしにくくなり、ルーピングトリックがグッとやりやすくなります。(ただし、例外となるトリックも多く存在します)
また、ダンカンのインペリアルや、ハイパーヨーヨーのモンスターシェルといった固定軸のヨーヨーは、とくにヨリで性能が大きく変わりやすく、得意なトリック・不得意なトリックがハッキリとでます。固定軸のヨーヨーを使っている方は、ヨリ調整を覚えることで、さらにいろいろなトリックに挑戦できるかもしれません。


【写真4:モンスターシェル(ハイパーヨーヨー)】ヨリの調整を覚えただけで、モンスターシェルはさらにグンと使いやすくなる。ハイパーヨーヨーの認定、スーパーレベルトリックの完全クリアも夢じゃない。

 

ヨリの確認方法

写真のように、指にストリングをつけたままヨーヨーを持ってあげると、ヨリがちょうど良いかどうかを確認できます。(ヨーヨーを持たなくても、スターテイルの状態で左手のストリングをつまみ、そのまま右手を左手に近づけても、同じように確認できます)


【写真5:ノーススター(ヨーヨーファクトリー)】ヨリが強くもなく弱くもない、ちょうどいい状態。通常このままの状態で練習するのが、一番トリックがやりやすい。

【写真6:ノーススター(ヨーヨーファクトリー)】このように左にくるくるとネジれているときは、ヨリが強めだという証拠。このくらいなら問題なく使える。

【写真7:ノーススター(ヨーヨーファクトリー)】さらに強すぎたり弱すぎたりすると、このようにぐにゃぐにゃになって、もはやヨーヨーが思いどおりに使えない。早く次の「ヨリのなおし方」へ。

 

ヨリのなおし方

一番カンタンな方法は、ストリングを指からはずすことです。ストリングは、まいてから指に取りつけるようにしましょう。指にストリングをつけたままでまくと、まいている間にヨリがまたできてしまいます。試しに、指にストリングをつけたままでまいて、すぐにヨリを確認してみましょう。

>>カンタンなヨリのなおし方

わざとヨリを強く、もしくは弱くしたいときは、ヨーヨーをこのようにくるくる回してあげましょう。モンスターシェルのような固定軸のヨーヨーを使っている人で、「このヨーヨーうまくつかえない……」という方は、試しにこのビデオを見て、ヨリをわざと強くしたり弱くしたりしてみてください。

>>カンタンなヨリ調整のやり方

また、ヨーヨーのトリックの中にはヨリをなおせるトリックもあります。
その代表される「ユーフォー」「サイドワインダー」がこちら。

>>フライングソーサー(UFO)

>>サイドワインダー

 

ヨリのなおし方 ~バインド仕様のヨーヨー編~

バインド仕様のヨーヨーであれば、このようになおすことも可能です。

>>ミニサイドワインダー

>>バインド+サイドワインダー

ストリングが右にねじれていれば、左のサイドワインダー。
左にねじれていれば、右のサイドワインダーをすればOKです。
 

一番いいヨリの状態は?

一番いいのは、やはりヨリが強すぎでもなく弱すぎでもない状態です。ただ、ヨーヨーのトリックなどによっては、わざとヨリを強くしたり弱くしたりというのもアリです。たとえば、インサイド・ループ(ループ・ザ・ループ)のような、ヨリがだんだん弱くなっていくトリックの回数や時間を競うときには、あらかじめヨリを強くといった戦略も。左手でのインサイド・ループの場合はヨリが強くなっていくので、逆に弱めにしておきましょう。


【写真8:ノーススター(ヨーヨーファクトリー)】ヨリを確認したとき、このようにキレイな状態で練習するのが一番。余分にヨリができてきたら、すぐにヨリを直すようにしよう。