メンテナンスが上手くできているのかわからない

[topaz]

ベアリングの音がうるさくなってきたので一度メンテナンスをしたのですが、メンテした直後には元の静音に戻ったものの、数時間後に「ジャーー」というようなうるさい音に戻ってしまいました。
その翌日に再度メンテをやり直してみたのですが、今度はベアリング本来の静か目な音にはならず、最初から若干綺麗な「シャー」という音でした。
戻りは若干良くなったかなといった感じで、回転自体も特に問題はなさそうなのですが、ただプレイしていると今にも「ジャー」というあのうるさい音に戻りそうな雰囲気があるのです。

やり方は脱脂後にダークマターリューブのみを塗布する方法です。
ベアリングの音がうるさくなってきた段階がメンテのタイミングだと認知しているのですが、このような状態ですと上手くできていないということでしょうか？

[城戸慎也 (REWIND)]

ベアリングは、個体差や内部の摩耗度合い（使用度合い）によって音が鳴るようになることがございます。
これはダークマターリューブなど、ドライ被膜だけでは対処ができませんので、別途オイルやアルコールジェルなどを使用いただく必要があります。

ベアリングの音がうるさくなってきた段階がメンテのタイミングだと認知しているのですが、このような状態ですと上手くできていないということでしょうか？

字面のみですと判断は難しいのですが、うるさい音の中でも、乾いた音というだけならドライ被膜が正常に機能してることは多く、手で回してキリキリと軋む音がしたり、ガリガリとした異音がする場合はメンテナンスのタイミングになります。

[topaz]

手で回した時は今のところ問題ないです。
「うるさい音に戻りそうな雰囲気」と説明させていただいたのですが、
プレイしている最中の「シャー」という音の中にたまに「ジリリリ」「ジャリジャリ」というような音が一瞬だけ混ざってくるイメージで、こちらが気になっています。
完全に成分が馴染んでいないのか、メンテナンスの途中にゴミでも入ってしまったのかと思っているのですが、判断難しいでしょうか？

[S・S]

返信失礼します
所感ではありますが、ベアリングの回転中に「ジリリリ」「ジャリジャリ」といった音が一瞬鳴るのはベアリング内部に塵が入ってしまっているのではないかと思われます

ドライ被膜がなじんでいる場合は気持ち高めの「シャー」という音がある程度一定で鳴り続けます
なじんでいない場合は多少の音のムラはあったり、指でベアリングを弾いたときにあまり回転しない状態となってしまうかと思われます

貴方がどのようなメンテナンスをされているか詳細について把握できていないため、私が同様の状態のベアリングをメンテナンスする際のやり方を記載いたします

ベアリングの調整は人によって結構な差がありますので、その他の方の説明等あればそちらも参照していただくと良いかもしれません

【用意する物】
・パーツクリーナー(速乾性と遅乾性の二種があるとよい)
・パーツクリーナーを溜めるビン
・キムワイプ(またはティッシュ)
・ドライ被膜などの好みのベアリング調整用品

①パーツクリーナーを瓶に溜め、１分ほど蓋を開けたままベアリングを漬け込む
(遅乾性を用意できる場合は遅乾性の方に漬け込むこと)

②１分以上経過後、蓋をしてよく振る

③ある程度振って汚れが取れたと思ったら瓶からベアリングを取り出し、キムワイプに乗せて、ベアリング内部に残ったパーツクリーナーを揮発させる
(遅乾性を使用している際はキムワイプに乗せる前に軽く速乾性の液につけて振るとよい)

④箸などの棒にベアリングをはめて数回弾いて残ったパーツクリーナーを完全に飛ばす
(エアダスターなどで飛ばしてもよいが、風圧でベアリングがかなり回るため塵が残っていると破損する恐れあり)
※この時点で異音があれば再度①に戻ります

⑤その後はドライ被膜等を添付し、自身の好ましい状態になるよう調整する

[topaz]

返信いただきありがとうございます。
参考にさせていただきます。

メンテ方法の詳細に関しましてはリワインドさんのページを見ながら行い、これといった変わった手順は一切はさんでいません。
初めてのメンテでしたのでベアリングも傷つけないように、塵や埃などが入らないよう慎重に行いました。
ピンセットに刺して指で回していた際も音のムラはなくスムーズに回り続けている状態でしたのでどのタイミングで塵が入ったのかいまいちわからないです。

塵についてですが、これは皮膚片や粉上のような埃などが少しでも入るとアウトなのでしょうか？
もしそうであれば当方乾燥肌のため、メンテナンスが少々難しくなりそうだなと思いました。

[S・S]

異音の原因となるものはストリングから出た糸くずであったりその辺の塵だったりと状況によって様々です
どれほど小さくともベアリングの回転に干渉してしまうようであれば異音が発生し回転を損ないます

もし皮膚片の混入が気になるようでしたら、メンテナンスの際にニトリル手袋のような薄手のゴム製手袋を使用されてはいかがでしょうか

[topaz]

やはり大きさは関係無く、混入してしまった時点でよろしくないのですね。
手だけでなく顔が特に酷いのがネックなところですが、試してみます。
ご回答くださりありがとうございました。