日本ですと「プロペラ」という名前で浸透しているトリックですね。
焦るとバランスが崩れて、うまくできなくなってしまいます。
解説動画ではないのですが、こちらビデオの手元をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=bPp4sp2K4Dw
手(指)が一定のリズムで上下に動いているのがわかるかと思います。
常にヨーヨーを回し続けるのではなく、
ヨーヨーに力を入れる→抜く を高速で繰り返していると意識すると早くできるようなるかもしれません。
プロペラは、手を上げたタイミングでヨーヨーを支えながら加速し、下げるタイミングでヨーヨーのスピードを落としています。
大雑把に言えば、
- 手を上げる→主にヨーヨーを加速する(ウェイトは一度遅くなる)
- 手を下げる→主にウェイトを加速する(ヨーヨーは一度遅くなる)
といった工程の繰り返しであり、常にヨーヨーだけを加速し続けることはありません。
仮にヨーヨーだけ加速し続けてしまった場合、ヨーヨーがウェイトに追いつくという現象が起きます。
この原因は、
遅く回すとヨーヨーが指から離れて落下してしまうと思っているのがほとんどです。一度速く回して指から落ちない感覚をつかんだあと、一度こうした意識に捕まってしまうことは少なくありません。
そのため、常にヨーヨーに力を入れ続けないようにします。指を上下に動かしている間、指が一番上まで行った時、止まるくらいのつもりでスピードをゆるめます。すると、まだヨーヨーとウェイトは慣性で動き続けているはずです。
一番上で0.1秒止まってから再度1周→一番上で0.1秒止まって1周…と繰り返すことで、ヨーヨーの加速を止めてすぐ加速、と繰り返すことができるようになります。
実はこの手の動き、インサイド・ループ(ループ・ザ・ループ)と似ています。インサイド・ループは、常にヨーヨーに力を加えず、手首を返す瞬間だけ力を加えます。手の動きもふくめて、結構近いコンセプトのトリックですので、インサイド・ループができる場合は、その感覚で指を上下すると良いかと思います。
あくまで私の体感の話ですので、参考までに留めておいてくださいますと幸いです。