ページ 1 / 1
他人の技
Posted: 2013年10月06日(日) 17:18
by ジン
ある人の技ができるようになったのですが大会などでにまねをしてもいいのでしょうか

Re: 他人の技
Posted: 2013年10月07日(月) 11:10
by 城戸慎也 (REWIND)
ルールだけを見れば、他人の技をやってはいけないということはありません。
ただプレイヤーの視点からすると難しいですね…「どこからどこまでが他人の技・自分の技」という範囲が個人によって違うので、なんとも言えないかなと思います。
それは、人それぞれにトリックのパーソナルスペース(他人に近付かれたり侵入されたりすると不快に感じる範囲)があります。
完全に全部コピーされてもOKという方もいれば、雰囲気ですら真似されたくない、という人も居るかもしれないのです。
ではモラルとして考えれば良いのでは、となればまたパーソナルスペースの範囲が人によって全く異なるので、これも他人全員と意見をすり合わせるのは難しいです。
そもそもスリーパーやトラピーズといったトリックは、今でこそ当たり前に行われていますが、当然誕生の瞬間は開発した人のオリジナルトリックです。GIOYに掲載されているランシッドミルクなんかもそうです。当時オリジナルで、世界最高峰と言われていたトリックたちは、多くの人の手によって解析がされ、時間の経過と共に、いわば「常識」のようなトリックとして広まっていきます。
ではどの程度広まっていれば常識のトリックなのか、スリーパーが含まれている時点で完全なオリジナルといえるのかいえないのか。屁理屈のように映る光景ですが、「他人の技」を定義するには、そんなことから考えなければいけません。
結局のところ、フリースタイルの方針に沿って、自分が納得できればそれで良いのではないかと思います。
方針の種類は、おおまかに↓
【1】自分の全力を披露したい
【2】自分のオリジナルトリックを余すことなく披露したい
【3】どちらも取りたい(折衷案)
↑です。
1の場合はやりたいトリックをやりたいようにするのが一番ですし、2の場合は自分が育てた愛してやまないトリックで構成すれば良いです。しかし1と2は極端な話なので、ほとんどの人は、この二つの折衷案である3で大会に望んでいるのではと思います。
要するに「やりたいことをやる」という点で共通していますので、あまり深く考えなくても良いかもしれません、ということで。
兎にも角にも、実際に構成をし、フリースタイルの出来を自分で見て納得できるもの。それを選ぶことが第一です。そうすることで、自分のトリックのパーソナルスペースも見えてきます。
自分のトリックが、どの程度マネされたら不快に感じるか。まったく不快に感じないかもしれませんし(自分はそうです)、トリック自体ではなくトリックの量かもしれませんし、もしかするとトリックではないもの(フリースタイルの雰囲気や構成など)をマネされたときに不快に感じるかもしれません。そういった自分のなかの範囲を見極めて、自分が納得できるフリースタイルが出来れば、自分が納得できる「マネ」に対する答えがひとまず出ます。もちろんその上で、人それぞれにトリックのパーソナルスペースがあることも忘れないで下さい。
だいぶ大げさな回答になってしまいましたが、質問の趣旨とズレていないければ幸いです(@@;)
Re: 他人の技
Posted: 2013年10月09日(水) 17:26
by ジン
遅れてすいません。 ありがとうございました。